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最近では、腹腔(ふくくう)鏡や胸腔(きょうこう)鏡を使った内視鏡手術の一部が、ロボットを使って行われているというニュースを耳にされている方が少なくないと思います。正確にいうと、「手術支援ロボット」を使って手術がなされているということです。

しかし、このロボットはこれまで米国製で、Intuitiveという会社がつくっている商品名「ダヴィンチ」が市場を独占していました。

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8月17日20時00分 654

つい数週間前は、新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)は、3密を避けられない新宿あたりの問題だと考えていた傾向があったと認めざるを得ないのですが、その後、感染が全国に拡大しています。専門家による政府の分科会は「多くの自治体で患者が増え、医療提供体制への負荷が蓄積している」と警鐘を鳴らすほどになりました。

感染者の増加は東京や大阪にとどまらず、福岡、愛知、沖縄などにも波及しました。さらに、新規感染者の半数以上は感染経路が不明といわれるまでになり、また、経路が判明した中では家庭内や宴会など会食の場、職場内での感染が増えていることが分かってきました。

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8月10日20時00分 703

医師2人が、SNSで知り合った難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の女性の依頼を受け、薬物を投与して殺害したとして逮捕された事件は、新聞紙上のみならず、インターネット上でも多くの情報が発信され、大きな反響や議論を巻き起こしています。

これまでもがんの末期をはじめ、終末期の患者のケアについては、安楽死や尊厳死の問題ともからめて、長い間議論されてきました。しかし、あまりにも大きく、難しい課題であるため、まだ解決にはほど遠いままで今日まできてしまったと私は感じています。

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8月3日20時00分 677

今年は、新型コロナウイルス感染のまん延が制御できていないままの状態で、間もなく梅雨明けの時期を迎えます。

いつまでも雨が降り続くうっとうしい状態から解放されて、ホッとしたと思ったら、すぐに猛暑がやって来て、熱中症の話題でメディアの報道もかなりのスペースを使うようになるのが例年のパターンですが、今年は、コロナ禍の報道と熱中症による悲惨な報道とが重なる年になりそうです。

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7月27日20時00分 680

新型コロナウイルスのまん延は、いったいどうなったら、収束するのか、いつまで待ったら希望の光が見えてくるのか。果たして人類はこの闘いに勝てるのか、救われうるのか。最近では、本当に心細くなってきました。

ここまで闘いが長くなると、医療機関もコロナ専門のものをつくる必要があるという意見が当然出てきます。

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7月20日20時00分 661

私は1976年に医師になってから、44年間をひたすら外科医として、手術をすることが仕事の中心と思って生きてまいりました。

しかし、昨年、70歳にもなり、今後は管理職としての仕事が中心になると覚悟しました。千葉徳洲会病院での3年間の院長職、1年間の名誉院長としての経験は、自分の人生をさらに思い出深きものにしてくれました。

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7月13日20時00分 719

スーパーマーケットで買い物をすると、買った物をいわゆるレジ袋に入れてもらい、それを手にぶら下げながら帰宅し、その袋は家庭でごみの整理に使う。もうこんな生活をするようになって、どれだけの期間が経過したのか、全く意識しないでいた期間が長かった私でした。

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7月6日20時00分 734

昔から、医師が書く字は読みにくくて苦労する、というのが医療機関での職員の苦情の一つであったことは、電子カルテ時代前を知っている医療者ならよくご存じでしょう。

私も含めて、医師側の言い訳としては、忙しくて、しっかり字を書いている時間がないので、つい殴り書きになってしまう、というのが多かったように思いますし、自分自身も、同じ発言をしていた記憶があるのを認めます。病棟あるいは外来の看護師、医事課の職員泣かせであったことを今になり、本当に申し訳なく思い、悔いております。

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6月29日20時00分 668

私は本年4月から福島県郡山市の総合南東北病院で、院長補佐という職名で仕事をさせていただいております。

私も昨年70歳になり、自分自身も老人の一人となったこともあり、最近は介護老人保健施設(老健)の仕事にも興味を持っています。

幸い、総合南東北病院グループには、付属の老健があり、私も月に二度だけですが、お手伝いに行っています。

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6月22日20時00分 662

最近は新型コロナウイルスの蔓(まん)延によって、患者数が急激に増加して医療の態勢が不安定になってきた状態を表現するために「医療崩壊」という言葉がよく使われるようになってきた感じがいたしますが、私の記憶の中でこの言葉が広く知られるようになったのは、20年くらい前に、小松秀樹医師の著作が世に出たことがきっかけであったと思っています。

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6月15日20時00分 792

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