企画・エッセイ » 記事概要一覧

2007年10月28日は3つ目の講演を終えてから、シロングを出発してシャルマ先生のtea garden(ティーガーデン)へ行くことになりました。

私はてっきり彼の住まいのあるガハティ市内にtea gardenあると思っていましたが、全く別の場所でした。Tea gardenのある場所はJorhat(ジョルハット)という町で、なんとシロングから350`あると聞いてびっくりしました。遠すぎると思いましたが、シャルマ先生は、「全く心配ない、車で行けば6〜8時間で行ける」と言います。車で6時間以上かかるというのは私には信じがたい距離です。しかしインドの人達はあまり遠いとは思わないようです。午後1時にシロングを出発して、彼のtea gardenへ着いたのは午後8時30分でした。典型的な日本人である私の感覚からは非常に新鮮な経験でした。旅行というと新幹線を思いうかべる私も少し考え方を変えないといけないと思いました。

[ .. 全文表示へ ]

07年11月12日 44,113

8月25日から31日までは、国際外科学会でモントリオールに滞在しています。

昨夜着いてまだ1日しか経っていませんが、テレビを見ても、街中を歩いても、学会場へ行っても、ここはほんとうにカナダかと思います。というのは、ここはフランス語圏で、看板からテレビ番組までフランス語が中心で英語は一部にしか見られないのです。ホテルで質問してもまずフランス語で返事が来るので戸惑います。電話でホテルのフロントを呼ぶと完全にフランス語での対応がまず来ます。

モントリオールはフランス語圏とは聞いていましたが、カナダの中だから当然英語中心の生活はできるのだろうと思っていたので、少々驚いています。すぐ近くの大都市であるトロントは完全に英語圏なのにモントリオールへ来るとこうも変わるのかと不思議に思います。

[ .. 全文表示へ ]

07年9月3日 43,259

日本の医療における医師の過剰労働が話題に上るようになり、最近ではその具体的な数値も断片的に紹介されるようになりました。こんな中、2007年7月 日に共同通信社から配信された記事は、日本の医療の実態を客観的な数値を示しながら、分かりやすく表現していますので、参考までに記事の内容を御紹介いたします。

経済協力開発機構(OECD、 か国、本部パリ)は2007年7月 日までに、先進国が中心の加盟各国の医療を比較する「ヘルスデータ2007」を発表しました。この中で日本については、医師の不足の問題が報告されています。

[ .. 全文表示へ ]

07年10月1日 41,666

医師の処方箋なしで購入できる「一般用医薬品(市販薬)のインターネット販売」を原則禁じた国の規制は無効などとして、ネット薬局2社が販売する権利の確認を求めた訴訟の控訴審判決が2012年4月26日、東京高裁でありました。

結論を言いますと、規制を続けようとした厚生労働省の敗訴です。三輪和雄裁判長は「ネット販売を禁止した省令は、改正薬事法の趣旨を逸脱し違法」と述べて原告敗訴の1審・東京地裁判決を取り消し、販売を認める逆転勝訴判決を言い渡しました。

[ .. 全文表示へ ]

12年4月30日 38,958

私にはインド人の友人がたくさんいます。どうして私がインドと関係が深いのかと質問されることがよくありますので、少し説明させて頂きます。

インドとの関係は1991年末に始まりました。当時、私は帝京大学医学部附属溝口病院外科に勤めていました。同院では90年5月29日に、当時の山川達郎教授らが日本初の腹腔鏡下胆嚢摘出術を成功させ、注目を浴びていました。私は縁あって91年5月に帝京へ赴任しました。同年2月に前任地の松波総合病院で岐阜県での1例目を成功させ、その後かなりの経験を積んでいましたので、帝京へ移ってからも何の抵抗もなく腹腔鏡下手術に関与できました。

[ .. 全文表示へ ]

08年4月21日 27,783

前回、私とインド人医師達との交流の一部を御紹介致しましたが、今回はその続編です。

帝京大学時代に知りあった1人がマツール(Rajukumar Mathur)先生です。Mathur先生は私の帝京大学在任中に1か月間、同大学に滞在していました。その間に私の手術をつぶさに観察して、私の手術を高く評価してくれました。帰国する時に、私の業績集をくれ、というので、何に使うのだろうと思いながらも、差しあげるのに支障はないので気持ち良く差しあげました。そうしたら数か月後に、私が彼の勤務するマハトマ・ガンジー・メモリアル医科大学の名誉客員教授に選ばれたという連絡が来ました。彼の真意は、私を呼んでいっしょに手術ができる環境を整えることだったのです。

[ .. 全文表示へ ]

08年4月28日 26,583

日本人は賢くなれ

秋田県小坂町の十和田湖畔で見つかったオオハクチョウの死骸などから検出された鳥インフルエンザ・ウイルスは、独立行政法人・動物衛生研究所(茨城県つくば市)の検査で4月29日、鶏に感染すると致死率が高い強毒性のH5N1型と判明しました。オオハクチョウはすでにシベリア方面へ北上しており、大きな流行にはならないと思われていますが、これによって新型インフルエンザの問題がクローズアップされてくるでしょう。

鳥インフルエンザ・ウイルスが変異して、人類が免疫を持たない「新型インフルエンザ・ウイルス」がいつ出現してもおかしくない、と言われています。世界的な大流行(パンデミック)を引き起こし、多数の犠牲者が出る恐れがあるのです。

新型インフルエンザの蔓延を防ぐためにさまざまな対策を多角的に取る必要がありますが、中でもワクチン対策は重要な柱となるでしょう。

[ .. 全文表示へ ]

08年5月4日 26,383

今年はオリンピック(夏季オリンピック)がロンドンで開催されます。

この4年に一度、開催される夏期オリンピックですが、1949年生まれの私の記憶にあるのは1960年のローマオリンピック(第17回大会)からです。私が小学校5年生のときでした。日本でもテレビ受像機(以下、「テレビ」と略します)がかなり普及した頃でした。この前年に私の家もテレビを買っていましたが、この時には半分以上の家にテレビがあったというくらいの普及率でした。もちろん白黒テレビです。

[ .. 全文表示へ ]

12年6月18日 26,346

療養病床の大幅減へ各県が奮闘中

長期入院する患者が利用する医療機関の療養病床を削減する国の取り組みが本格化してきました。

療養病床を減らせば、在院日数の短縮につながり、医療費が抑制できるという狙いから出た政策で、医療型と介護型の2類型合わせて約35万床を再編し、2011年度末には医療型を15万床程度にまで減らす構想です。その実施にあたって、各都道府県は病床数を設定し、2008年4月開始の医療費適正化計画に反映させなければならないので大変です。

[ .. 全文表示へ ]

08年4月14日 25,970

2008年6月15日の朝日新聞によりますと、福岡市では福岡市教委が今年度から市立学校で給食の食べ残しの持ち帰りを禁じたところ、廃棄される残飯が月に約9d増えたとのことです。これは6月13日の市議会本会議で明らかにされました。

どうして持ち帰りを禁じたのかと不思議に思って注意深く記事を読んでみると、市教委は「児童生徒の健康が第一」と強調しているということです。

給食の食べ残しをどうするかに関しては、1997年に文部省(当時)は、食中毒防止のため、給食の持ち帰りについては禁止が望ましいと全国に通知しています。しかし昨年まで福岡市では持ち帰りを認める学校があるなど対応はまちまちだったため、「どうすればいいか」と問い合わせが昨年あり、改めて「禁止徹底」を通知したといいます。

[ .. 全文表示へ ]

08年7月7日 25,057
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved