企画・エッセイ » 記事概要一覧
山中に現れたレストラン「ジェノバ」の門

山中激歩連載【第21回】

(21)大崩からジェノバへ

ここまでのべ5日間歩いた、山中激歩もいよいよ最終日。鋸南町大崩から郡界尾根を越えて、三浦一族の三郎光村の館があったという三浦三郎山(標高281メートル)までを歩く。いまでも鎌倉街道の要素が色濃く残るルートである。

大崩公民館から町道を東に向かう。町営バスの車庫を過ぎ、民家2軒を過ぎた防火水槽の角を右に登る。コンクリートのしっかりした道だ。

[ .. 全文表示へ ]

07年7月26日 72,472
「西すぎもと道」と刻まれた道標

山中激歩連載【第5回】

(5)乙王墓から切り割りへ

音落ヶ嶽のピークをゆっくり降りる。畑のトンネルからこの先の古茂口の切り割りまでの尾根筋は、館山市と南房総市の市境となっていて、標石があちこちにある。

この市境の尾根を歩く。踏み跡のしっかりした道だ。しばらく行くと、こんもりとしたピークがあって、ここに浅間宮が鎮座していた。銘には「天保十四年 永代村 山荻村 古茂口村」と刻んである。3村合同で富士講をしていたのだろう。富士講は、各地の富士山の見える丘にあり、浅間様を祀る。ふもと3村で信仰も篤かったのだろう。小さな湯のみが供えてあった。

[ .. 全文表示へ ]

07年7月6日 72,005
川上駅跡とされる場所。単独で水田がある

山中激歩連載【第18回】

(18)正壽院から川上駅へ

正壽院を後にして、コンクリート農道へ出る。正面に御殿山と鷹取山が座り、御殿の左には遠く曽呂富士と呼ばれる高鶴山が見える。寺の道から左へ直角に道が折れる。鎌倉街道であるが、この曲がり方が直角なため、このあたりの小字を真門というらしい。

コンクリート道の両側にはクマザサが生い茂る。道は緩い下りになるが、正面に富山と津辺野山の丸いピークが座る。その2つのピークの間に、冠雪の霊峰・富士山が見える。こんな眺めの場所は珍しいだろう。当時、この鎌倉街道を通った人は、どんな思いでこの芙蓉の峰の眺めを楽しんだのだろうか。

[ .. 全文表示へ ]

07年7月23日 71,283
長沢の四等三角点

山中激歩連載【第15回】

(15)鹿島山から花火工場跡へ

鹿島山から北側へ尾根筋を行く。大汗をかいたピークへの上りとは打って変わり、ここからは平坦な尾根道がつづく。時折、例の6尺道の様相も呈しているから、ここも立派な古道であろう。

杉林の中には、イノシシが体をこするヌタ場があって、足跡も生々しい。頻繁に出没しているのだろう。野獣の雰囲気をかぎつつ、北へ。やぶをこぐような場所もあるが、誰かが歩いていて、概ね歩きやすい。この尾根ルートは、国土調査が入っていて、あちこちに調査杭が打たれている。それで踏み跡があるのだろう。

[ .. 全文表示へ ]

07年7月19日 69,850
白間津で61.6aのイシダイ=市原の早川和弘さん(太洋釣具)

【鋸南】

大六海岸、鱚ヶ浦でシロギスの12―21a3―18匹、岩井袋、吉浜埋立地でメジナの20―24a0―2匹 (網代釣具店)

【富浦】

大房岬でメジナの18―24a0―4匹、アオリイカの0・5―0・8`0―1匹、北ケイセンでシロギスの12―18a3―12匹、アオリイカの0・3―1・5`が0―2匹、7―11aのアジ10―72匹、北浜では夜釣りでイシモチの16―25a2―5匹 (田仲釣具店)

[ .. 全文表示へ ]

07年7月5日 67,590
樹間からの白浜灯台の眺め

山中激歩連載 【第1回】

房総半島南部を縦断する古道がある。南北に伸びる尾根筋で、踏み跡もしっかりした、昔からの道。戦国時代の里見氏のころから、武士(もののふ)らが歩いたであろう道を、忍足利彦記者がのべ6日かかけてたどった。案内は房州の山を歩くパイオニアである、川崎勝丸さん=鋸南町在住=ら、山仲間。もちろんハイキングルートではないし、道標もない。一般の人では歩けないルートだ。ベテランの案内でようやくたどった「房州古道」である。【全24回、原則として毎日掲載】

(1) 白浜城跡から三角点へ

現在のように、トンネルや橋梁などの土木工事の粋を集めた道は、房総半島南部に縦横無尽に走る。アスファルトで舗装された道には、自転車やオートバイ、乗用車、バス、トラックなどが走り、私たちの生活に欠かせない道路となっている。

[ .. 全文表示へ ]

07年7月2日 62,053
浜田堤防で2.4`のアオリイカ

【鋸南】

大六海岸、鱚ヶ浦でシロギスの12―18a3―14匹、岩井袋、勝山漁港でメジナの20―26a0―2匹、大六堤防、吉浜埋立地でカイズの24―27a0―2匹、アナゴの35―38a1―3匹、吉浜埋立地、岩井袋でメバルの15―16a1―5匹 (網代釣具店)

【富浦】

大房岬でメジナの20―26a0―5匹、メバルの22―25a0―2匹、北ケイセンでシロギスの12―18a2―8匹、33―38aのマゴチが0―1匹、アジの7―12a8―33匹 (田仲釣具店)

【館山】

北条海岸、那古海岸、八幡海岸でイシモチの18―27aが4―19匹、堂の下海岸、南無谷海岸、北条海岸、平砂浦南パラ下でシロギスの16―23aが18―75匹、平砂浦海岸、根本海岸、船形港、湊川河口でヒラメの48―72aが1―3匹、平砂浦海岸、船形港、沖ノ島渡り口でマゴチの35―59aが1―2匹、香、浜田、沖ノ島、洲崎北港、法華崎でアオリイカの0・6―2・4`が2―6匹、船形港、館山港、富浦港で小アジの4―13aが10―35匹 (マリンスポット釣吉)

[ .. 全文表示へ ]

07年6月28日 62,000
幅の広い6尺道

山中激歩連載 【第2回】

(2) 馬頭観音から畑へ

三角点を後にして、本道へ。道幅が6尺もある主道である。これなら馬の往来も可能だろう。白浜城跡からすぐはきつい上りだったが、主道になるとアップダウンのない平坦な道である。平均標高は120bほどか。「このルートは、これから先もほぼ平坦です」と川崎勝丸さん。

道は白浜城と稲村城を結んでいる。前期里見氏の主城2つである。600年前から、この道が存在したことを思うと、タイムマシンに乗って時間旅行を楽しんでいるような感じである。

[ .. 全文表示へ ]

07年7月3日 61,205
布良の磯で3.4`のイシダイ=木更津の大石一也さん(太洋釣具)

【鋸南】

大六堤防、鱚ヶ浦でシロギスの12―18aが3―17匹、岩井袋、吉浜埋立地でメジナの20―24a0―2匹(網代釣具店)

【館山】

館山港、自衛隊堤防でソーダガツオの25―40aが8―35匹、平砂浦南房パラダイス下、堂の下海岸でシロギスの15―23aが8―75匹、 平砂浦海岸、船形港、沖ノ島渡り口でマゴチの35―62aが1―3匹、香、沖ノ島、洲崎北港、浜田でアオリイカの0・3―1・9`が1―3匹、船形港、館山港、富浦港、北条桟橋でアジの8―13aが18―65匹(マリンスポット釣吉)

[ .. 全文表示へ ]

07年8月2日 59,265
庚申山へ向かう道

山中激歩連載【第3回】

(3)畑から庚申山へ

館山市畑の集落を歩く。地区の中心部を南北に貫くアスファルト市道の上である。川崎さんによれば、この市道の西側に別のルートもあるそうだが、この山里を歩くのがベストなのだろう。里見の時代にもこの集落があって、集落は白浜城と稲村城を結ぶルートでの最初の人里だ。当時からこの集落がにぎわっていたのは、想像に難くない。

地区の農家の母屋は、長百姓や名主とみられる名家のような構造もある。米づくりは古くからの産業だし、米はまた通貨でもあった。この静かなる山里で、生産される米もかなりの量と品質だろう。その証拠に、市道の路肩に立派な用水があって、音を立てて農業用水が流れている。田には稲が植わり、しっかり根を張っている。里見の時代から、畑の集落はこうだったのだろう。そんなことを思いながら、アスファルトを歩く。

[ .. 全文表示へ ]

07年7月4日 59,162
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved