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明けましておめでとうございます。

皆様、どんな新年をお迎えになりましたでしょうか。

私は、昨年も心筋梗塞、脳腫瘍と共存できた1年でした。右耳の聴力は完全に失いましたが、仕事はほぼ以前と同様にしております。不整脈の出現頻度も漸減しております。

昨年6月にはエッセイ集「医は仁なり いまだ健在」(加納宣康著、幻冬舎ルネッサンス)を上梓することができました。これは本紙に連載させて頂いている原稿をもとにしたもので、皆さまの応援に感謝しております。

医師になって32年になりますが、私には、これまで多くの患者さん方に教えていただいたことを、1人でも多くの後輩達に伝えていく任務が残っていると覚悟しております。いろいろな病と共存しつつ、この大きな仕事を可能な限り、続けていこうと思っております。

職場では亀田メディカルセンターがさらに発展するように努力し、帝京大の方では客員教授として杉山保幸教授を後方支援していきます。インドを初め、海外の医師達との交流を続け、彼等から多くのことを学びつつ、少しでも彼等のお役に立てるよう努力してまいります。

少子高齢化が加速し、人間不信社会の中で医療は崩壊し、政治経済の面でも難問が山積し、国全体がさらに厳しい状況になりますが、これらの解決のため微力を尽くす覚悟でおります。

今年もよろしくご指導・ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。

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加納宣康 昭和24年8月4日岐阜県生まれ。現在、亀田総合病院特命院長補佐、主任外科部長、内視鏡下手術センター長、マハトマ・ガンジー・メモリアル医科大学名誉客員教授、帝京大学医学部外科学客員教授

(この原稿は加納医師が、本紙読者のためにボランティアで執筆しています)

08年1月7日 12,823
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