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私は昨年、初めて若潮マラソン10`コースに参加致しました。

私が心筋梗塞患者、脳腫瘍患者であるため、多くの皆様にご心配をお掛け致しましたが、無事完走することができました。

今年も参加予定です。今年の目標も昨年と同様、10`コースの参加資格である「90分以内に完走できること」です。これを守らないと交通規制などの面で、館山警察はじめ、多くの皆様に御迷惑とご心配をお掛けしますので、これだけは守りたいと思っています。

そのためには、歩くだけではなく、ある程度は走る必要があります。昨年提唱しましたように、ウオーキングとジョギングの繰りかえしで進む「ウオージョグ」の実行が必要です。

心臓に無理をさせないという観点からは、100bから200bくらいジョギングしたらすぐにウオーキングに切りかえ、これを繰り返していくのが現在の私に適したやりかたです。ウオーキングの距離はその時のコンディションによりますが、100bくらいで大丈夫なようです。

事務局からいただいた昨年の記録を見ますと、10`10組(50歳以上男子)で、フィニッシュタイム1時間25分 53秒、NETタイム1時間24分38秒、338位/343人中 となっています。昔の私だったら耐えられないような低調な記録ですが、心筋梗塞も患っている身としては、これで満足です。

昨年の参加者の中には93歳の方がおられました。その方の前年度の記録をみたら89分でゴールしておられました。昨年は、折りかえし地点で私達よりも大きく遅れておられて、その後も振り返っても姿が見えなくなっていたので、途中で車に拾ってもらってお帰りになったものと思っていました。ところが、最終的な結果発表を見たら、99分で完走しておられました。凄い頑張りだと思います。昨年は参加資格の90分以内に完走できなかったのですが、今年はどうなさるのだろうかと、期待と心配の入りまじった気持で再会を楽しみにしています。

昨年は沿道で見ていて下さる皆様に温かい応援をいただき感激致しました。声援にはできるだけご挨拶でお返ししたつもりでおりますが、脳腫瘍でやられた右耳が全く聞こえませんので、右方から声をかけて頂くと全く知らずに通りすぎる可能性がありますので、どうぞ御容赦の程、お願い申し上げます。

昨年は4700人の参加者だったそうですが、今年はさらに多くの皆様とご一緒できるのを楽しみにいたしております。ボランティア活動で大会の運営をお手伝い下さる方、警察関係の方々、市役所の方々、体育協会の皆様、各種団体の皆様、後援の朝日新聞社はじめマスコミ関係の皆様、などなど、多くの皆様の善意に支えられてこの若潮マラソンに参加させていただけることに改めて感謝申しあげます。ありがとうございます。

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加納宣康 昭和24年8月4日岐阜県生まれ。現在、亀田総合病院特命院長補佐、主任外科部長、内視鏡下手術センター長、マハトマ・ガンジー・メモリアル医科大学名誉客員教授、帝京大学医学部外科学客員教授

(この原稿は加納医師が、本紙読者のためにボランティアで執筆しています)

08年1月14日 13,375
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