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1月27日に開催された第28回若潮マラソン10`コースに参加させて頂き、昨年に続き、完走(完歩?)することができました。大会運営に関与された皆様、心筋梗塞患者であり脳腫瘍患者である私の健康を気づかっていっしょに走ってくださった方々、沿道で応援して下さった方々に感謝申しあげます。

今年は、北は北海道から南は沖縄まで、さらに外国は韓国からも参加者があり、合計4800人になったとのことで、この大会が順調に発展しているのを感じます。南房総の人間としてほんとうにうれしく誇らしいことです。

参加者名簿を見ると、参加者の年齢も幅広く、10`コースでは、50歳以上の参加者が、男子423名、女子93名でした。この内、男子では5名が80歳以上で、最高は94歳でした。フルマラソンでは、50歳以上の男子が709名、女子69名でした。この内、男子では9名、女子では1名が70歳以上でした。50歳以上になっても、10`コースよりもフルマラソンに参加しておられる方が多いのに驚きます。

高齢者の所属を見ると、多くの方々が各地方の走友会やランニングクラブなどに入っておられ、日頃から練習していらっしゃるのが分かります。やはり、日頃の鍛練が重要であると感じられます。しかし、高齢者の場合は無理をせずに自分の体調に合わせて調整しておられるからこそ、こういう場に出て来られるものと推測いたします。各人が他人との競争を意識するよりも、むしろ、自分の体調の自己診断をしながら日常生活の中に、無理をしない程度にランニングあるいはジョギング、ウオーキングを取りいれ、自分を厳しく管理しながら生きていくことが重要だと痛感致します。

今回の私の調子についてご報告いたしますと、昨年と較べて体重が2`増えていることが反省すべき最大のポイントです。自己管理の甘さを認めなければなりません。所要時間についていいますと、結果的には1分近く早くゴールできましたが、復路で向かい風が強く、往路よりもかなりスピードアップして走っていたつもりでも1分しか短縮できませんでした。今年は激寒の中でのレースでしたので、ウインドブレーカーを着たままで走り通しました。それでも暑くなかったくらいですから、昨年よりもかなり気温が低かったのですね。スタート時点で4度でしたから当然ですね。

総じてみますと、ウインドブレーカーを着たままでも1分短縮できたのだから、天候が昨年並みなら、さらにあと1分くらい短縮できたのではないかと感じられます。心臓の調子とも合わせて考えると、1年間でやや進歩と判定したいところです。

これから年齢もどんどん加わっていきますが、なんとか病気と共存しつつ、行けるところまで挑戦者のつもりで進み続けたいと思っています。

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加納宣康 昭和24年8月4日岐阜県生まれ。現在、亀田総合病院特命院長補佐、主任外科部長、内視鏡下手術センター長、マハトマ・ガンジー・メモリアル医科大学名誉客員教授、帝京大学医学部外科学客員教授

(この原稿は加納医師が、本紙読者のためにボランティアで執筆しています)

08年2月4日 12,734
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