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区長会や漁協 「地域活性化に不可欠」

観光客の入り込み増など館山自動車道の全線開通効果が出ている中、同道路の終点となる富浦インターチェンジから館山市船形の市道(海岸通り)へとつなぐ「船形バイパス(仮称)」の建設を要望する署名運動が始まった。地元である船形地区連合区長会などが中心となり、市全域にわたって展開。「館山の玄関口でもあり、海辺のまちづくりや船形・那古地域の活性化には必要不可欠」として早期実現を求めている。

同バイパス構想は、JR那古船形駅前から富浦方面へと走る県道犬掛館山線が狭くて曲がりくねっていることから平成7年、当時の市長が県に整備を要望したのが始まり。その後、市議会でも取り上げられ、県が同線のバイパスとして道路予備設計を実施した。さらに、地元の船形連合区長会などが県へ早期新設を要望。同地区には新設期成同盟会が設立され、要望活動を行うなどしてきた。

しかし、予定エリアに住宅などが密集して、実現が難しいなどの見方もあって、大きな市民運動までには広がらずに「船形バイパス」の名前だけが一人歩きしているのが実情だった。とはいえ、市としても図面上での予備設計を行ったり、一昨年には調査費の予算措置を県に要望するなどしていた。

そうした中で、昨年夏、館山自動車道が全線開通して入り込み客が増加。市でも多目的観光桟橋やシンボルロードの整備などが具体化し、そこへの重要なアクセスとしてバイパスが不可欠となってきた。

このため、船形地区と隣接する那古地区、さらに館山船形漁協の3者が合同で署名活動することを決定。県議や市議、市町内会連合協議会などが連名で発起人に名を連ね、回覧板を通じての署名運動が始まった。

発起人代表でもある斉藤浅雄・船形地区連合区長会長は「1万人を目標に署名を集め、5月中にも市と県へ要望していきたい」と話している。

08年3月26日 10,239
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