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ワークショップで意見を出し合う生徒ら=県立安房高で

地方創生に活発議論

安房の将来、どうしたらいい――。県立安房高生徒が17日、まちづくりについて意見を交わした。地方創生に向けた県の企画。「雇用が少ないが、この土地ならではの仕事をつくれば」「案外いいところ。もっと移住してもらえるような政策を」。人口減少が続く地域の将来を若者目線で真剣に考えた。

参加者は生徒会を中心とした1、2年生16人。千葉大の地方創生担当部門の進行で、グループごとに安房の課題、良い点などを洗い出し、自分たちがどうすればいいかを考え、発表した。

生徒たちは、良い点として自然や食の豊かさ、高速バス、都心からの近さなどを挙げ「ネットやSNSでもっとアピールを」と指摘。不便な公共交通については「電車、バスをもっと使おう」と行動を求めた。

「お花畑など安房のいい景色をドローンで上空から撮って、(高画質な)4K映像で伝えたら」といった若者らしい発想や「地域の(学力の)レベルが下がっている。高校入試を相対評価から絶対評価に」といった鋭い提言もあり、活発な意見交換となっていた。

企画したのは県安房地域振興事務所。地方創生に向けた取り組みの参考とするとともに、高校生の地元への関心を高め、郷土愛を育む狙いだ。

同事務所担当者は「皆安房のことが好きで、地域を良くするために何をすればいいのか真剣に考えてくれた。とても頼もしく、安房の未来は明るいと感じた。これからも考えて、実行して、将来の安房を担ってほしい」。

生徒会長の2年、太期百合子さん=南房総市=は「まちづくりためにどう行動していくのか。同じ世代のみんなで考え続けていくことが大事と感じた。この地域は、人も自然も食べ物も良い素材がそろっていて、希望のある地域。あとは自分たちがどう行動に移していくか」と感想を話していた。

【写真説明】ワークショップで意見を出し合う生徒ら=県立安房高で

16年2月19日 27,321
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