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亀田総合病院で開かれた閉講式=鴨川

1期生が病院実習終える

長狭高校が設けている「医療・福祉コース」で、医療分野を選択している2年生23人による病院実習が22日、全12回の日程を終え閉講した。

この日、最後の実習を終えた生徒と渡邉隆校長、教育連携協定を結びカリキュラムをサポートしてきた亀田メディカルグループの学校法人鉄焦館の亀田省吾理事長、江羅茂副理事長、講師を務めた6分野の医師ら7人が集まり、亀田総合病院Kタワーで閉講式を開いた。

式では、はじめに渡邉校長が、亀田メディカルグループの協力に対し「この取り組みは、全国的にも珍しく有意義なもので、皆さんの理解と協力があればこそ」と感謝の意を表した。

加えて生徒たちに向け「感謝の気持ちを忘れずに上級学校への進学に向けて、しっかりと勉強して力をつけ、やがて地元に帰って貢献してほしい」などと述べた。

亀田理事長は「高齢化が進み、医療の重要性が増すことから、今回の体験を生かして、この地域の未来を担う貴重な人材として、しっかりと勉強し、地域医療を支えていってほしい」などと激励した。

生徒代表の石井百萌香さんは「体験や見学から、それぞれの職種の方々が患者さんを思いやり、医療従事者一丸となってより良い医療を提供して下さることで、私たちの心身の健康が成り立っていることが分かった」と実習を振り返り、「私たちも人々の心に寄り添うことができる医療従事者になれるよう頑張ります」などと誓った。

生徒たちは、各分野の実習についての感謝のメッセージをまとめた冊子を、講師に手渡した。

昨年度から設置されている同校の医療・福祉コース。1年次には、全生徒が医療と福祉の実態や職種を理解するため、医師や看護師をはじめ、各種専門職を外部講師として招いた授業を展開する。

2年次以降は、理系の1クラスから20人程度が医療コース、文系の3クラスから20人程度が福祉コースに進む形で、必要な単位を取得しながら資格取得や進学に備えて学習を重ねていく。現在の2年生が1期生で、医療コース23人、福祉コースが11人となっている。

【写真説明】亀田総合病院で開かれた閉講式=鴨川

16年2月27日 35,826
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