ニュース » 記事詳細
多目的施設のイメージパース

基本設計がまとまる

鴨川市が平成30年夏のオープンを目指す、床張り体育館と文化活動に対応できるホール機能を備えた多目的施設の基本設計がまとまった。先ごろ諮問機関の同建設検討委員会(委員長・清水宣雄国際武道大学付属図書館長、10人)が、長谷川孝夫市長に報告した。

施設のコンセプトは▽市民のさまざまな要望に応えるスポーツ活動の拠点▽健康生活の核となる、誰もが使いやすい施設▽あらゆる世代が集う、地域コミュニティーの核となる施設▽鴨川の魅力発信と地域の活性化・地域文化を創出する施設。

建設地は、南房総随一のスポーツ拠点として知られる同市総合運動施設のサッカー場西側。約9500平方bの敷地に、メーン・サブアリーナ、トレーニングルームや多目的室、事務室などを配置した鉄骨2階建て延床面積約6000平方bの施設を建設する。

メーンアリーナは、2階に固定の観客席560席を配したスポーツ専用施設で、バスケットボール・バレーボールコートで2面分、卓球なら10面分の広さを持たせ、屋内スポーツの公式競技を開催することが可能な設備を整える。

基本設計を手渡す清水委員長(右)=鴨川

一方のサブアリーナは、固定ステージ付きの体育館で、バスケ・バレーで1面分、卓球で4面分の広さ。スポーツ大会時の練習コートやウオーミングアップのほか、市民の体育活動での使用を想定している。

また、コンサートや演劇など文化活動で使用する際には、体育館にせり出す移動観覧席(48席5ブロック計240席)にスタッキングチェアー240席を加え、計480席の中規模ホールとしての機能を持たせる。

トレーニングルームはメーンアリーナ2階に設けたランニングコースと一体的に利用できるように配置。トレーニングマシンなども備え、市民の日常的な体力・健康づくりなどに活用できるようにする。

駐車場なども含めた概算の工事費は、約30億2000万円。今後、実施設計を進め今秋に工事を発注し、来年早々の着工を目指していく。

清水委員長は「活発な意見が出され、優先順位を決め議論してきた。その結果、最終的にこのような基本設計としてまとまりました」と、全4回の資料も添えて基本設計を長谷川市長に手渡した。

長谷川市長は「基本設計をしっかり受け止め、可能な限り具現化できるように努める。市民がスポーツ、文化を親しめる施設にしたい」と述べた。

【写真説明】多目的施設のイメージパース

【写真説明】基本設計を手渡す清水委員長(右)=鴨川

16年3月2日 32,218
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved