ニュース » 記事詳細

房総一周コースの提案も

館山

自転車の旅による安房地域の活性化をテーマにしたスポーツ観光セミナー(JR、安房の4市町など主催)が22日、館山市コミュニティセンターであり、講師4人が安房地域での可能性を語ったり、先進事例を紹介したりした。自転車雑誌編集長の岩田淳雄さんは、房総一周コースのブランド化によるサイクリストの誘客を訴えた。

岩田さんは「千葉県におけるサイクルツーリズムの可能性」をテーマに調査報告した。ロードバイクブームで活気づく自転車業界の動向を紹介し、ロードバイクで旅をするスタイルが人気で「自転車ツーリズムの時代が来ている」と強調。

関西では淡路島を一周する「アワイチ」、琵琶湖一周の「ビワイチ」が愛好者の人気を集めているといい、「関東にはまだない」と房総半島を一周する「ボウイチ」を提案。「房総半島ではいろんなコースができる。(一周コースを)ブランドとすることで人は呼べる」と語った。

セミナーではこのほか、文科省の広報官が基調講演したほか、先進地の「瀬戸内しまなみ海道」に携わる愛媛県今治市の市役所職員とNPO担当者が事例紹介した。

2人は自転車による地域振興を目指すにあたって「サイクリスト目線で」「地域の人と一緒になって自転車で地域を盛り上げて」などとアドバイスした。

セミナーには、自治体関係者や一般聴講者など78人が参加。講話後は、盛んに質疑するなど安房地域でのあり方について考えを深めた。

【写真説明】房総一周コースのブランド化を提案する岩田さん=館山

16年3月23日 28,578
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved