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グランプリを受賞したDIGLEEの寺川代表取締役(左から2人目)ら

初代グランプリに金・銀ぷりん

地域の食材を使って開発した新商品を競い合う「第1回南房総名品グランプリ」が19日、南房総市のとみうら元気倶楽部で開催された。9つの商品が出品され、生産者によるプレゼンテーション、試食により審査が行われた結果、DIGLEE(寺川広貴代表取締役)の「金ぷりん・銀ぷりん」が初代グランプリに輝いた。準グランプリにはアルガマリーナ(金崎武夫代表取締役)の「赤い鯖・白い鯖」が選ばれた。上位2商品は、5月4日に福岡県北九州市で行われる全国大会に南房総市代表として出品される。

農商工連携や6次産業化によって生産される商品を広くプロモーションすることで、素材となる市内の農林水産物の生産拡大、第1次産業従事者の所得向上を図ることを目的に、同市が初めて開催した。

市が運営する南房総ビジネス倶楽部(MBC)のセミナーで講師を務める農商工連携の第一人者、羽根拓也氏(アクティブラーニング代表取締役)がプロデュースする全国大会の出場権を争った。

グランプリには、MBC会員から9つの商品が出品された。それぞれ生産者たちによるプレゼンテーションと試食により、立教大学名誉教授の溝尾良隆氏や羽根氏、石井裕市長ら9人の審査員と一般10人が審査した。

審査は難航したが、初代グランプリには市内でイチゴ生産や洋菓子の製造販売をしているDIGLEEが生産した「金ぷりん・銀ぷりん」が輝いた。金ぷりんは三芳の卵と牛乳を使ったベーシックなプリン。銀ぷりんは三芳の牛乳と自社栽培のイチゴ、白あんで甘味を出したミルクプリン。海外への進出を含め、洋と和≠セットさせた。

金ぷりん・銀ぷりん

審査員からは「金ぷりんはこれぞ≠ニいう王道のプリン。高級感もある」「(銀ぷりんは)和のテイストのプリン。あんがマッチしておいしい」と高く評価された。

賞状を手にした寺川代表取締役は「これを機に、お菓子づくりを通して全世界に南房総市を紹介していきたい。きょう出品された方ともコラボをしていきたい」と喜んだ。金ぷりん・銀ぷりんはさらに手を入れ、今後、それぞれ1個300円程度での販売を検討しているという。

準グランプリは、ゴマサバをトマトソースと牛乳でそれぞれ煮込んだ、アルガマリーナの「赤い鯖・白い鯖」が受賞。「金ぷりん・銀ぷりん」とともに、全国大会に進む。

石井市長は「6次化によって地域を発展させようと、市としても皆さんと一緒に取り組んでいるが、レベルアップを強く感じている。このことによって地域がさらに飛躍していけるように、知恵や力を貸していただきたい。地域に熱い思いを持っていることをうれしく思います」と総括した。

今グランプリの出品商品は、市内の道の駅で専用販売コーナーが設けられる予定になっている。

その他の各賞は次のとおり。

【審査員特別賞】

▽地魚燻製・チョイ燻(利左エ門)▽ミルクジュレ(近藤牧場)

【敢闘賞】

▽鰻屋のからし茄子(うなぎ新都)

【写真説明】グランプリを受賞したDIGLEEの寺川代表取締役(左から2人目)ら

【写真説明】金ぷりん・銀ぷりん

17年2月21日 8,830
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