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無人駅になる和田浦駅=南房総

南房総市和田町仁我浦にあるJR内房線和田浦駅が、4月1日から無人化される。これまで無人化を避けるために、南房総市がJR東日本と「乗車券類簡易発売契約」を結んで切符などの販売を行っていたが、今月31日で委託契約が終了することになったため。

昭和62年4月1日に国鉄からの民営化に伴う運営改革により、和田浦駅が無人化されることを受け、旧和田町が無人駅を避けようと、同日に同契約を締結。

切符などの販売の手数料を収入として得られる契約で、新市になってからも契約を続け、3人が非常勤として雇用され、輪番で業務にあたっていた。

しかし、駅利用者が激減し、Suicaなど電子マネーの普及による乗車券類販売手数料が激減していることや、業務の特殊性による人材確保が困難となっていること、さらに、合併による国からの財政支援が平成32年度で終了するため、今後の市の財政事情を考慮し、地元区長らとも協議を重ねて理解を求め、契約を解除することになった。

無人化により、4月1日からは切符や定期券、Suicaの購入・チャージが同駅ではできなくなる。同駅からの乗車時は、Suica改札機や乗車駅証明書発行機を利用する。

南房総市企画財政課は「駅及び電車の利用ができなくなるわけではありませんが、切符などの購入やSuicaのチャージは、近隣の駅を利用してください。不便な面があるかもしれませんが、ご理解をお願いします」と呼び掛けている。

【写真説明】無人駅になる和田浦駅=南房総

3月1日20時00分 6,702
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