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住民らが見守る中、慎重に弓を射る射手=南房総市増間

「中生は例年並み」

南房総市増間の日枝神社で1日、稲作などの豊凶を占う「御神的(おまと)神事」があった。古式にのっとり、地元の若者2人が矢を放ち、「中生(なかて)は例年並み」というご託宣があった。

1300年以上続けられているという伝統神事。2人の射手が、約43b離れた直径約2bの的をめがけ、2本ずつ交互に計36本の矢を放ち、当たり具合で豊凶や天候を占っている。

射手は、いずれも会社員の三幣豊さん(36)と、昨年も務めた石野章浩さん(33)。滝で身を清め、羽織はかま姿で交互に矢を放った。地域住民だけでなく、多くのアマチュア写真家も訪れ、射手が矢を放つタイミングに合わせてシャッターを切っていた。

結果は、早生(わせ)に1本、中生に4本、晩生(おくて)に2本当たった。諏訪彰義宮司(64)は「早生は不作が見込まれる。晩生は的の上を通過する矢が多かったため風が強く吹き、中生は例年並みの作柄だろう」と話していた

【写真説明】住民らが見守る中、慎重に弓を射る射手=南房総市増間

17年3月2日 9,932
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