ニュース » 記事詳細
ドローンを使った介護について意見を交わす参加者=南房総

南房総

千葉工業大学の学生たちが、南房総市の地域課題の解決策などを発表し合う「知産地咲(ちさんちしょう)プロジェクト」報告会がこのほど、同市の白浜フローラルホールで行われ、約100人が参加した。6つのグループが地域の課題解決のために調査、実践してきた取り組みを報告し、市職員や研究協力者、地域住民らが聞いた。

同市の総合戦略のひとつ「産学協働地域活力創造事業」としての取り組み。知識と産業で地域の夢を咲かせよう≠ニ、知産地咲プロジェクトと名付け、若者の目線で地域活力を創造してもらっている。学生の提案を地域住民に聞いてもらい、協働してより良いまちづくりを進めていくことも目的としている。

昨年3月に市は、互いの知見・技術、資源などを活用して地域の雇用創出や若者の定着に資することを目的に、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業に係る連携・協力に関する協定」を5大学、1高専としており、今年度はこのうちの千葉工業大学の学生が中心となってプロジェクトに参加、調査、実践活動を行ってきた。

この日は▽白浜地区の活性化策▽休耕地の活用策▽介護する側・される側の負担軽減案▽イノシシ対策▽若者向けの遊休公共施設の活用策▽ものづくりの活動報告――の内容で6つのグループが事例報告した。介護現場でドローンを活用することや遊休公共施設をものづくりのスペースとして使うといった若者らしい視点での取り組みが発表された。

また、同協定を結んでいる明治大学が市内の面白い人の物語をまとめて出版した「南房総×物語」の活動報告、聖徳大学が来年度の同プロジェクトに向けた方針説明といった他大学の市内での活動の発表もあった。

報告後は、それぞれのブースが設けられ市民ら来場者からの質問に答え、意見を交わし合った。

参加した嶋田守副市長は、「どのグループも、地域のことを一生懸命考え、真剣に向き合っていた。若者らしい目線が強みとなり、課題解決につながれば。解決のために、これからも一緒に考えてもらいたい」と話した。

【写真説明】ドローンを使った介護について意見を交わす参加者=南房総

17年3月4日 10,843
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved