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富山学園を視察する有識者メンバーら=南房総

一貫教育施設や完全米飯給食など

総理大臣の諮問機関である「教育再生実行会議」の有識者メンバーが8日、南房総市の教育現場を訪問した。幼保一体化施設の富浦子ども園、小中一貫校の富山学園の施設や学習の様子を見学したほか、完全米飯給食も味わうなど、同市の取り組みを視察した。

21世紀にふさわしい教育体制を築き、教育の再生を実行し、内閣の最重要課題のひとつである教育改革を推進させようという同会議。総理大臣、官房長官、文部科学大臣と有識者で構成し、平成25年1月からこれまでに9次にわたる提言をまとめている。

同会議は現在10次目。18人のメンバーのうちの一人には、同市の三幣貞夫教育長が9次会議から選ばれている。

同市では、クーポンによる塾費用助成や塾と連携した放課後学習教室、0〜15歳までの一貫した教育など先進的な教育施策に取り組んでいることから、実際の様子を見ようと、視察に訪れた。

同会議座長の鎌田薫氏(早稲田大学総長)をはじめ三幣教育長、山口香氏(筑波大学准教授、元女子柔道日本代表)ら7人の有識者メンバーや、内閣官房教育再生実行会議担当室、文部科学省の職員など総勢19人が参加。

視察団は、はじめに富浦子ども園を訪問。施設を見学しながら市の子育てや教育についての説明を聞いた。その後、富山学園に移動。「日本一おいしいご飯給食」をキャッチフレーズに取り組んでいる完全米飯給食を味わったほか、授業の様子も見学した。

視察後には、同会議の検討テーマである「学校・家庭・地域の役割分担と教育力の充実」「子供たちの自己肯定感が低い現状を改善するための環境づくり」についての意見交換も行われたという。

三幣教育長は「(視察を受け)就学前教育や子育てをはじめ、放課後の子どもたちの支援などに取り組んでいるが、あらためて先進的な取り組みを行っていると実感できた。現場で毎日頑張っている先生たちにとっても良かったと思う。今後もさまざまな取り組みを展開していきたい」などと話していた。

【写真説明】富山学園を視察する有識者メンバーら=南房総

3月15日20時00分 6,132
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