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新築なった柔剣道場=安房高

旧道場の流れくむ意匠で

老朽化と耐震性強化のため、新築工事が進められていた安房高校の柔剣道場が完成した。旧道場の歴史あるデザインを継承し、一部に学校林を使った木造建築となった。25日に落成式典が行われる。

築85年を経過した旧道場が老朽化、地震防災の安全対策を施す必要があったため、全面建て替えに。平成28年度事業で旧道場を解体し、新道場の建設に着手。

新道場は木造平屋建て。旧道場と同じ場所に建てられた。剣道場が379・08平方b、柔道場が365・04平方bで、延べ床面積は897・24平方b。これまでそれぞれの道場にあった玄関を中央の1か所に統一し、調理室や部室だったスペースも道場として使用。両道場に審判席、師範室、助手室が構えられ、これまでより広く機能的に。

学校林のスギなど木材をふんだんに使った室内=同

旧道場の意匠を継承しようと、国内産の木材を使った木造建築に。腰板や天井材などの一部には、南房総市平塚にある同校学校林から、昭和29年に植樹されたスギを切り出し、使用している。両道場の間に「光庭」、屋根の北面に片流れ屋根が設けられ、風通しが良く、時間や季節に関係なく安定した光が取り入れられているという。

事業費は3億1478万円。設計監理は美建設計(館山市北条)、建築工事が白幡興業(同市亀ヶ原)、電気設備工事を間宮電気工業(南房総市和田町和田)、機械設備工事をアクト冷熱工業(鋸南町下佐久間)がそれぞれ担当した。

新道場は、4月から運用開始の予定。

【写真説明】新築なった柔剣道場=安房高

【写真説明】学校林のスギなど木材をふんだんに使った室内=同

3月16日20時00分 9,937
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