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発表する生活支援コーディネーター=南房総

80人が活動報告会で情報共有 南房総

南房総市社会福祉協議会(渋谷幸一会長)の呼び掛けで組織する、高齢者の暮らしを地域で支え合う体制づくりに向けて活動する協議体「ささえあいネットワーク南房総」の活動報告会が15日、同市の千倉保健センターであり、7地区の生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)から1年間の活動が発表された。民生児童委員、地区社会福祉協議会員、ボランティアら約80人のささえあいネットワーク委員が参加し、今後の地域福祉活動への意識を高めた。

高齢化率42%の同市では、高齢者が地域で安心して生活できるよう、医療、介護、予防、生活支援などが一体的に提供することができる地域包括ケアシステムの構築を推進している。同協議会では、平成28年度に市の委託を受け、介護予防、日常生活支援総合事業の一環として、生活支援コーディネーターを7地区(富浦、富山、三芳、白浜、千倉、丸山、和田)に配置。協議体を設置し、住民や福祉関係者と共働し、それぞれの地域の課題解決に向けた取り組みをしている。

報告会では各地区と全体をまとめる本所のコーディネーター8人が▽交通の問題や商店の閉店で高齢者や障害者の買い物が難しい▽地域民が集う場が少なく、高齢者が家にひきこもりがちになる▽福祉サービスの情報が伝わりにくい――といった地域の課題を説明。それに合わせて、誰もが集えるサロンの開設・運営や福祉サービスの周知といった活動内容を発表した。また、担い手となるボランティアの確保やサロンへの送迎といった今後の課題についても意見交換がされた。

報告会には市の健康支援課の職員も参加。同市における地域包括ケアシステムについて説明し、お互いの協力体制が再確認された。

渋谷会長は「今年度からスタートし、1年かけてそれぞれの地域の特色から課題を見つけ、それに合わせた活動を考えてきた。今回の発表で、共有した情報や意見を、次年度に生かしたい」と話した。

【写真説明】発表する生活支援コーディネーター=南房総

17年3月20日 7,180
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