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工事が終わった坂下トンネル(南無谷側から)=南房総市富浦町豊岡

歩道確保とバス停も整備

国土交通省関東地方整備局千葉国道事務所が改良工事を進めていた、南房総市富浦町豊岡地先の国道127号「久保・坂下トンネル改良工事」が完成した。31日にはすべての工事が終わり、拡幅された国道を一般車両が通行した。

児童・生徒の通学路でありながら、トンネルが狭く危険性が高かった国道127号の両トンネル。久保トンネルは全長25b、坂下トンネルは同57b。いずれも建設後60年が経過し、老朽化が著しかった。

幅員は5・5bで、大型車のすれ違いができないほか、歩道がないため、歩行者、自転車にとっては大変危険な状態だった。小中学校の通学路に指定されているが、非常に危険なため両トンネル区間の徒歩通学が禁止され、主に南無谷地区の児童・生徒らは路線バスによる通学を余儀なくされていた。

着工前の国道127号坂下トンネル北側(2010年6月)=同

トンネル改修の声は、旧富浦町時代からあり、関係者が国土交通省に要望を続けていた。

工事は、久保トンネルは開削、坂下トンネルは拡幅で進められ、片側交互通行をしながらの活線拡幅と呼ばれる工法だった。

坂下トンネルは車道幅員6・5bに、歩道部分2・5bなどを加えた拡幅となった。バス停のスペースも確保された。

【写真説明】工事が終わった坂下トンネル(南無谷側から)=南房総市富浦町豊岡

【写真説明】着工前の国道127号坂下トンネル北側(2010年6月)=同

17年4月1日 9,662
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