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認知症について説明を聞く参加者=南房総

住民らが認知症への理解深める

南房総市の地域ケアチーム会議によって開設された認知症者や高齢者の見守り拠点「曲げダル寄合所」のひとつ、同市千倉町の「足の専門店ぺでぃ・はぴねす」(山中貴美代代表)でこのほど、認知症について学ぶ勉強会があった。地域住民15人が参加し、認知症への理解を深めた。

同市では、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることができるように、地域包括支援センターを中心とした地域ケアチーム会議を設置し、包括的なケア体制の構築を進めている。

市から委託を受け、地域ケアチーム会議に携わる高齢者相談センターが中心となって@認知症、高齢者の見守り拠点A認知症について学ぶ場B地域の人が集う場――の機能を持つ見守り拠点を開設。海女が漁で浮きにして命を守る道具として持つ曲げダルにかけて、認知症者だけでなく地域住民にとっての曲げダルとなる曲げダル寄合所と名付けられた。「曲げダルマップ」という地図にし、見守り活動をしている。

今回は、同市外房高齢者相談センターと千倉町在宅支援センターが主催し、勉強会を実施。外房高齢者相談センターの川名真啓さんから曲げダルマップの説明があり、地域での見守り活動への理解を深めてもらった。その後、市の保健師による健康体操で楽しく体を動かし、集まった人らで歓談し交流した。

同店の山中代表から足と健康に関する講話もあった。「いつまでも健康で長生きするためには、しっかり自分の足で歩けることが大事」と話し、爪の切り方といったケア方法を説明。靴を選ぶ際のアドバイスもあり、参加者は熱心に聞いていた。

「とてもためになった」「みんなでおしゃべりしながら学べて楽しかった」と参加者。山中代表は、「足と健康についての情報発信する場を求めていたので、寄合所となったのは良い機会。今後もご近所の皆さんが集える見守りの場として協力していきたい」と話した。

【写真説明】認知症について説明を聞く参加者=南房総

4月7日20時00分 8,084
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