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タクシー利用券の受け取りに訪れた自主返納者=館山市役所で

1週目で 4人手続き

「支援あると助かる」

高齢者の交通事故防止対策の一環として館山市は、運転免許証を自主返納した75歳以上の市民に、5000円相当のバスの回数券、タクシー利用券、市内共通商品券のいずれかを贈って支援する取り組みを始めた。

運転に不安を感じる人や運転の必要の無い人が、免許証を自主返納するきっかけづくりにしようと今年度始めた事業。

警察署で自主返納をした高齢者で希望者に、バス回数券、タクシー券、商品券のいずれかを贈る。市役所4号館(旧市民センター)内の社会安全課で受け付けている。

同市北条の伊介いちさん(83)は、ペダルの踏み間違いなど高齢者による事故の報道を見て、「私も同じ年代。万一事故を起こして周囲に迷惑を掛けてはいけない」と今月3日に自主返納した。

市の支援制度を利用してタクシー利用券を受け取った伊介さんは「買い物など車が無いと不便だが、息子が協力してくれるので。タクシー券は通院の時に利用したい。こうした支援制度があると助かる。継続的な支援になることを期待する」。

市によると、4月の1週目ですでに4人が返納をして支援制度の手続きに訪れたという。市社会安全課では「今後も館山署と連携して制度を周知したい。制度の活用によって返納が増え、事故防止につながれば」と話していた。

【写真説明】タクシー利用券の受け取りに訪れた自主返納者=館山市役所で

4月11日20時00分 5,839
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