ニュース » 記事詳細
刊行された「八犬伝まるわかりBOOK」

館山市立博物館は、南総里見八犬伝の解説本「八犬伝まるわかりBOOK」を刊行した。館山城(八犬伝博物館)に展示されている資料を使って、登場人物やあらすじを分かりやすく解説している。同博物館で300円で販売している。

里見八犬伝は、江戸時代の作家・曲亭馬琴が、戦国時代に安房で活躍した里見氏をモデルにした長編小説。映画や舞台にも取り上げられているが、原作は全106冊と長いため、概要を学べるように解説本をつくった。

執筆、編集は同博物館職員が手掛けた。実際に博物館に展示されている錦絵などをふんだんに掲載し、分かりやすい文章で解説されており、子どもから大人まで楽しめるつくりだ。

主人公の八犬士は、一人一人生まれや出身、エピソードなどを錦絵入りで細かく紹介。例えば、仁の玉を持つ「犬江親兵衛仁」は、「人としての徳をすべて生まれ持ってきたスーパーヒーロー」と親しみやすい現代風に解説している。

「芳流閣の決闘」など名場面を描いた錦絵とともにあらすじも紹介しており、簡単に八犬伝のことが分かる内容。八房と伏姫がこもった「富山」、八房の故郷「犬懸」など八犬伝に登場する館山、南房総市内のゆかりのスポットも盛り込んだ。

八犬伝博物館の展示の見どころなども紹介しており、博物館のガイドブックとしても活用できるようになっている。A5判48ページでフルカラー。

【写真説明】刊行された「八犬伝まるわかりBOOK」

4月21日20時00分 3,202
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved