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節句人形を飾った展示コーナー=鴨川

鴨川 27日まで

鴨川市郷土資料館で、「端午の節句」にちなんだミニ収蔵展「武具〜端午の節句」が開かれている。節句人形のほか、鎧兜(よろいかぶと)や刀剣、槍(やり)などを蔵出し、明治元年から150年の記念として幕末から明治にかけて使用された小銃も公開され注目を集めている。

「日本の美しい民族伝統を、季節の移ろいに合わせて再認識してもらいたい」との願いを込めた企画。市民らからの寄贈で保管しているものなどを展示しており今年で10回目の節目となる。

例年、節句人形やこいのぼりを飾りつけているが、同館では「端午の節句の飾りは、大名や旗本といった武士の家系が各家々自慢の鎧兜などの武具を、門前に飾ったのが始まりとされている。それにならい今回は、節句人形に加えて武具を展示することにした」という。

展示場所は、復元した農家座敷がある1階ロビー、2階展示室など。花房藩士の堀藤太所用具足と日根野形兜、花房藩お抱え刀工の鉄水子国輝家伝来の脇差「摂州藤原忠口」「伊賀守金道」など刀剣9点、馬具の鞍(くら)や鐙(あぶみ)、轡(くつわ)などを展示。

激動の幕末から明治期に使用されたというマンソー銃、スタールカービン銃、後装雷管銃も展示している。

大型連休に合わせ市内から来場者があり、ミニタリーファンという男性会社員は「こうした小銃が明治維新の時に使われ、歴史を動かしたのですね。ロマンを感じます」などと見入っていた。

27日まで。市民は無料(市外は大人200円、小中高生150円)。

【写真説明】節句人形を飾った展示コーナー=鴨川

17年5月5日 7,587
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