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剣道をする台湾の生徒ら=安房高

教育旅行で日本に滞在中の台湾の高校生32人が9日、安房高校(庄司友之校長)を訪れ、生徒たちと交流した。授業や武道を体験してもらうなどし、親交を深めた。

県の行う訪日教育旅行の受け入れの一環。国際的な視野を持った人材育成と訪日教育旅行の観光客誘致推進を目的に行われている。日程には日本の学校との交流が含まれており、安房高では5年前から生徒の国際交流の機会として受け入れに協力している。

今回は、台湾の高雄市にある旗美高級中学校の生徒らが、最初の3日間を館山で過ごす5泊6日の日程で来日した。

学校交流では、安房高を訪れた台湾の生徒らを、書道部によるパフォーマンスなどで歓迎。授業を体験してもらったり、一緒に昼食を食べたりした。

武道体験もあり、道場で台湾の男子生徒11人が柔道を、女子生徒21人が剣道に挑戦。安房高の2年生50人が一緒に汗を流した。

柔道では、安房高生徒が「大外刈り」や「体落とし」などの掛け方を教えた。台湾の生徒らが、安房高生を相手に技を実践。うまく決まると両校の生徒が拍手し、笑顔を見せた。

剣道では、防具を付けた剣道部員らが台湾の生徒のメンを受け、台湾の生徒らは恐る恐る打ち込んでいた。「初めて見た剣道は、すごい迫力。皆さんから基本を優しく教えてもらえて楽しい体験ができた。武道で日本人の礼儀正しさを間近で感じられた」と台湾の生徒。

安房高剣道部員の新納璃南さんは「言葉が通じなくても、一緒にできることがあると分かり、楽しかった」。相場葵さんは「剣道を通じて、日本の文化が伝えられたらうれしい」と話した。

最後に送別会が行われ、安房高を後にした台湾の生徒らは、市内のホストファミリーの家にホームステイで一泊。翌日は渚の駅や城山公園、安房神社などを巡って観光を楽しみ、東京へ向かった。

【写真説明】剣道をする台湾の生徒ら=安房高

5月10日20時00分 7,329
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