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作品を前にする村松惠一さん=道の駅きょなん

28日まで道の駅ギャラリー

神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地で、艦船修理廠(しょう)に勤務中、独学で陶芸を始めた男性の個展が、鋸南町吉浜の道の駅きょなんギャラリーで始まった。横須賀市から同町に移住し、出身地名にちなんだ「鷹取窯」を構えて作陶に励む。織部の風合いや布目の皿など、独特の作品が並ぶ。28日まで。

横須賀市生まれの村松惠一さん(67)。東京理科大学応用物理学科を卒業。日本政府の雇用で在日米軍の駐留要員として、同基地に勤務した。軍艦、空母、原潜などの修理、検査、品質保証書作成などの業務に従事。趣味で木彫りの仏像などを刻んだが、「一度にたくさんの作品が生み出せる」陶芸に傾注。20年ほど前から独学で陶芸を始めた。

7年前に定年退職。伊豆や房総半島に移住先を求め、横須賀から近くて、横須賀在住の家族の元へと行き来しやすい鋸南町下佐久間に転居した。高台の自宅からは浦賀水道越しに横須賀が良く見える。

信楽の土などを買い求め、電気窯で焼く。大物の「織部釉積層花器」などもあるが、実用品の器が主体だ。今回は大小40点ほどを並べた。

「昔からものをつくるのが好きだった。木工でもいいが、土をいじることが好きで、気に入った場所(自宅)で、好きな作品をつくりたい」と村松さん。鋸南での初の個展に「時間が許せば、足を運んで見てほしい。感想でも聞かせてもらえれば」と話す。

展示は午前9時から午後5時まで。月曜休館。

問い合わせは道の駅きょなん(0470―55―4518)へ。

【写真説明】作品を前にする村松惠一さん=道の駅きょなん

17年5月10日 7,509
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