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府中に開設された「みんなの森」

NPO法人たからばこ

発達障害児やその家族、関係者の支援活動をしている、南房総市のNPO法人「たからばこ」(武田由美理事長)は、事務所を兼ねた事業所を同市府中に開設した。国の「児童発達支援事業」と「放課後等デイサービス事業」を行う拠点施設。地域開放型の運営により、預かり保育の子どもたちだけでなく、地域住民との交流の場ともなっている。

発達障害児(者)への理解を広げる活動や悩みを共有し合おうと、2009年11月に保護者や関係者たちが、市民グループとして立ち上げた同会。2013年3月にはNPO法人化し、同市三坂に事務所を構え活動していたが、昨年12月に府中の空き民家に移転し、サービス事業の拠点として「みんなの森」を開所した。

2つの事業は、発達障害をはじめ障害を持つ子どもを対象にした預かりサービス。児童発達支援事業は未就学児、放課後等サービス事業は6〜18歳の就学児が対象。自治体が発行する「受給者証」があれば、1割の自己負担でサービスが受けられる。

みんなの森では、1日10人を定員に同市や館山市、鴨川市、鋸南町を対象地域に受け入れている。現在は2〜16歳の18人と契約していて、子どもたちは近くの公園で遊んだり、学校の宿題をしたりしながら楽しく過ごしているという。

また、さまざまなイベントを通して地域住民との交流も深め、近所の人も手伝いに関わっているほか、地元の小学生たちも遊びに訪れるなど、特徴でもある地域開放≠フ輪が広がっている。

「障害のある人もない人も一緒に交流し、ここがあって良かったと思ってもらえるようにしたい」と武田理事長。

預かりサービス以外にも発達障害に関する講演会・勉強会、妊婦や乳幼児の保護者向けの勉強会、「野外あそび会」なども実施している。

詳しい問い合わせは、NPO法人「たからばこ」の「みんなの森」(0470―28―4710)へ。

【写真説明】府中に開設された「みんなの森」

6月15日20時00分 9,378
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