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講習会でわなづくりに取り組むメンバーら=館山

神戸有害鳥獣対策協議会

急増するイノシシ対策として館山市の「神戸地区有害鳥獣対策協議会」(家城勇会長)はこのほど、捕獲用のわなづくり講習会を同市洲宮で開催。メンバーら約30人がイノシシ用くくりわなを自作した。今後、イノシシの出没する場所に設置し、被害防止につなげる。

館山市内は、安房地域の中では比較的イノシシが少なかったが、近年急増。市によると、年間100頭前後だった捕獲頭数は平成27年度に195頭、28年度に496頭と急激に増えており、今年度は7月24日現在ですでに126頭に達している。

神戸地区では、昨年6月にイノシシが人を襲う被害も発生しており、危機感を抱いた地域住民で同協議会を発足。人的被害をはじめ、農作物、構造物被害の防止に向け、地域ぐるみの取り組みをしている。

くくりわなは、イノシシが足を踏み入れるとワイヤーが締まって、捕獲できる仕掛け。既製品もあるが、地域で共同してわなを自作したほうが、安価で情報を共有することで安全性や捕獲効果も高くなるといい、自作に取り組んだ。

つくり方は、先立ってイノシシ対策に取り組む隣接・神余地区の関係者から手ほどきを受けており、メンバーらはワイヤー、スプリング、塩ビ管を組み合わせわなを製作。イノシシの足に見立てた棒を使って動作確認するなどして約70個のわなを完成させた。会員の手によってイノシシの出没場所に仕掛けられる。

【写真説明】講習会でわなづくりに取り組むメンバーら=館山

7月28日20時00分 9,133
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