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未来の提言を出し合う参加者ら=館山コミセンで

中高生が2040年の未来市長≠ニなって政策を考え、現市長に提言するワークショップが7日、館山市コミュニティセンターであった。市内の中高生44人が将来の館山のまちづくりについて意見を出し合い、まとめた政策を金丸謙一市長に直接提言した。

持続可能なまちづくりを目指す千葉大学などによる研究チーム「オポッサム」と市の共催。将来世代の若者の声を市の施策、まちづくりに反映させるとともに、若者の地域への関心を高めることが狙い。市原市、八千代市でも開催しており、今回が3例目。

市内4中学校の30人、安房、安房西など4校の高校生14人が参加。2040年の市長になったという設定で、グループに分かれて、研究チームがシミュレートした館山の将来データを基に、課題を洗い出し、対策を熱心に討議した。

人口増に向けて「都会で保育園、幼稚園に入れなかった人にアプローチして館山に来てもらう」、観光振興では「フェリーで館山に来られるようにする」、子育て支援に「子どものいる家庭は各種施設の割引を」といったアイデアを出し、金丸市長に発表した。

金丸市長は「若い中高生が政治に関心を持ち、館山のことを真剣に考えてくれたことが何よりうれしい。提言はユニークなものが多く参考になった。地元に関心を持ち、一度館山を出たとしても、また戻ってきて館山のために活躍してもらえるとうれしい」。

安房西高3年の中村綾花さん(17)は「人口減少や空き家の問題など今までは全然知らなかった館山のことを知る機会となった。みんなで意見交換ができたのもいい経験となった。館山の魅力をもっとよそに伝えれば、観光や移住にもつながると思う」と話していた。

【写真説明】未来の提言を出し合う参加者ら=館山コミセンで

8月8日20時00分 8,386
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