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調印を交わした榊原支部長、石井市長、高橋光洋研修担当(左から)=南房総市役所

安房で初

建築士協会と南房総市が協定締結

南房総市は29日、千葉県建築士事務所協会安房支部(榊原裕繁支部長)と「被災建築物応急危険度判定業務の実施協力に関する協定」を締結した。地震災害発生時に防災拠点施設や避難所となる建物の速やかな応急危険度判定などをしてもらうもので、石井裕市長と榊原支部長が調印した。

25人の建築士が所属している同支部。会員相互の研さんや資質向上、地域貢献を目的に掲げ、住まいの無料相談会を開き耐震を含めた診断などを、安房地域内で続けている。今回の協定もこれら地域貢献活動のひとつとして、安房地域では初めての締結となった。

大規模地震による災害発生時には、災害対策本部となる建物や避難所施設などが使用できるかどうかの応急危険度判定を行うことが不可欠なため、協定によって円滑な判定作業を行い、市民の安全確保や二次災害の防止を図ろうという。

協定では、▽市が指定する防災拠点施設・避難所などの被災建築物応急危険度判定を行う▽被災者のための住宅相談会に協力する▽地震災害に備え連絡体制を強化する――が主な内容。

「現在判定士は12人いるが、われわれも勉強をして判定士を増やし、災害発生時に迅速に対応できるようにしていきたい」と榊原支部長。

石井市長は「災害時には全てにおいてスピーディーさが求められる。災害活動の拠点施設や避難場所の安全、安心を確認することはとても重要な作業なので、いざという時に迅速な対応を図れる体制が構築できるので大変ありがたい」と言葉を交わしていた。

【写真説明】調印を交わした榊原支部長、石井市長、高橋光洋研修担当(左から)=南房総市役所

8月30日20時00分 8,737
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