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意見を出し合ったグループワーク=南房総市

富山と 白浜で

南房総市の地域包括ケアチーム会議による地域包括ケア推進事業「認知症の人が徘徊(はいかい)しても安心な地域づくり検討会」がこのほど、三芳農村環境改善センターで開かれた。富山、白浜地区の福祉、医療、行政など関係機関から112人が参加。認知症者や高齢者の見守りマップ「曲げダルマップ」作成に向け、グループワークなどを行った。

同市では、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることができるようにと、地域包括支援センターを中心に同会議を設置、包括的なケア体制づくりを推進している。

高齢化が進み、認知症者も増加していることから、認知症の人でも安心して外出できる地域をつくろうと、見守りマップの作成を行っている。

マップは、海女が漁で浮にして命を守る道具として持つ曲げダルに着目して「曲げダルマップ」と命名。昨年度から富浦、千倉地区をモデル地区に作成がスタートし、今回と同様に検討会を重ねてマップを完成させた。富浦地区では見守りポイントとなる「寄合所」を、ばんやなどにも設置した。

今年度のモデル地区は富山と白浜に設定、それぞれの地区から関係者が集まった。はじめに富浦地区での活動報告や千葉大学医学部附属病院地域医療連携部特任准教授の竹内公一氏による「曲げダル寄合所プロジェクトについて」をテーマにした講演も行われた。

この後、グループワークが行われ、参加者たちは12のグループに分かれ、マップづくりのための危険箇所、空き家、各種施設や機関、アイデアなどを出し合ったほか、寄合所設置に向けた意見も交わし合っていた。

【写真説明】意見を出し合ったグループワーク=南房総市

9月11日20時00分 4,556
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