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水質汚染を未然防止へ

上水道の水源地となっている地域を水源保護区域として指定する条例が鋸南町で制定され、10月1日から施行される。対象地域で水源の枯渇、水質を汚染する恐れのある施設を設置しようとする事業者は、事前に町と協議を行うことを明文化。指導・勧告に従わない事業者は氏名などが公表される。

先ごろ閉会した9月定例議会に上程され、全会一致で条例案が可決された。

指定エリアは町営上水道の原水を取水している鋸山ダム・元名ダムの水源地。「水源保護区域」として指定することで、区域内に設置される施設に対し、町が助言・指導・規制を行えるようになり、水道水源の枯渇や水質の汚染を未然に防ぎ、町民の生命、健康を守ることを目的としている。

指定された水源保護区域内で水源の枯渇、水質を汚染する恐れのある施設を設置しようとする事業者は、事前に町と協議を行うことに併せ、関係住民に説明会を開催するなど、町や住民に対し、施設の安全性についての理解を得たうえで事業に着手する必要がある。

指導・勧告に従わない事業者の氏名などが公表されるが、町では罰則規定についても今後、検討している。

鋸南町はこの条例の制定で、「将来的に安定した上水道の提供が行える」としている。

9月23日20時00分 717
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