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館山市沖ノ島のアマモ場再生に向けて、館山小4年生67人が28日、アマモの花枝から種を選別する作業をした。丁寧に種を取り分け、2万850個もの種を集めた。

子どもたちは、官民でつくる「沖ノ島について考える検討会議」の再生活動に一緒になって取り組んでおり、5月には海で種子になるアマモの花枝を観察する体験もしている。

この日は、活動のアドバイザーでもある海洋環境専門家、木村尚さんの話を聞いた後、選別作業を体験。熟成した花枝から、ピンセットで種を丁寧に一つ一つ取り出していた。

地味で根気のいる作業だったが、1人で1000個を超える選別をする子もいるなど、たくさんの種を集め、「みんな頑張ってくれた。素晴らしい集中力で感激した」と木村さんも舌を巻いていた。

岩本絢英君は「種は小さく、砂や貝も混じっていて、とるのが大変だった。でも、たくさん取ることができてうれしい。苗を育て、沖ノ島の海に植えるのが楽しみ」。

今後選別した種は、沖ノ島の砂を使ったプランターにまいて苗をつくり、来年5月に沖ノ島の砂州北側に植え付ける計画。

木村さんは「自分たちで自分たちの海をつくったんだという意識を持つことは大切なこと。アマモ場再生の取り組みを通じ、郷土を大切に思う心を持ってもらえれば」と目を細めていた。

9月29日20時00分 568
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