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12区 浜田氏の牙城に3氏挑戦

第48回衆議院議員選挙が10日公示され、22日の投開票に向け選挙戦がスタートした。安房地域を含む小選挙区の千葉県第12区には大西航氏(36)=共産新=と、浜田靖一氏(62)=自民前=、樋高剛氏(51)=希望元=、皆川真一郎氏(63)=社民新=(届け出順)の4氏が立候補。2000年の衆院選以来となる4人による激戦へと突入した。

安倍晋三首相が、「国難を突破する」と先月28日に衆議院を解散。突然の解散劇に、希望の党への合流や立憲民主党の立ち上げなど野党第一党の民進の迷走≠ェ続く中、野党再編の行方も絡めながら、安保法制論議や消費増税の使途の変更などが争点になるとみられる。また、12年12月の政権発足から1強体制を続けてきた安倍政権の総括も重要なポイントとなる。

この日、届け出を済ませた4陣営。いずれも木更津市内に事務所を構えており、市内のホテルや事務所近くなどで、それぞれ出陣式を行い、支持者らに決意表明。さわやかな秋空の下、さっそく街頭に出て有権者に自らの政策を訴えた。

大西氏は、「福祉の切り捨てを許さず、若者が希望を持てる社会にするため、国政に挑戦する」とし、陸上自衛隊木更津駐屯地のオスプレイの危険性なども訴えている。

浜田氏は安全保障政策のエキスパートとして、「日米同盟が強固であり有事に必ず機能することを北朝鮮が理解することこそが日本の安全を担保する抑止力の強化につながる」と強調。「未来に責任を持つ政治」をスローガンに、議席の死守と党勢拡大を目指す。

樋高氏は、「真の議会制民主主義を追求し、捲土重来(けんどちょうらい)を期して努力する」としながら、従来からの「自由で公正で開かれた日本を!」をスローガンに票の掘り起こしを図る。

社民の皆川氏は、教育者の視点から「奨学金制度の拡充と卒業後に返済に苦しんでいる人への支援策」を強調。その上で、医療費補助の充実や経済格差による子どもの貧困が教育格差にならないよう取り組む」としている。

12区有権者は 9日現在38万8986人

県選管が発表した、在外選挙人名簿登録者を合わせた9日現在の千葉12区の有権者数(選挙人名簿登録者数)は、38万8986人。前回衆院選(2014年12月14日)と比較し3982人増加した。

大西 航(36)共産新

元木更津市職員。日本民主青年同盟県委員長、党県常任委員、財政部長、千葉12区国政対策委員長。木更津高、千葉大卒

浜田 靖一(62)自民前

元防衛相、党国会対策委員長、党幹事長代理、衆院予算委員長、党一億総活躍推進本部長など。木更津高、専修大卒、当選8回

樋高 剛(51)希望元

元環境政務官、裁判官弾劾裁判所裁判員。衆院安全保障・法務・環境・国家基本政策の各委員会理事など。旭高、早大卒、当選3回

皆川 真一郎(63)社民新

元県立高校校長。県ハンドボール協会副会長、県高教組中央執行委員、党県連合教育・貧困対策委員長。市川学園高、金沢大卒

10月10日20時00分 728
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