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完成した本を届けた同ゼミの山川さん(右端)ら

明大生が「ふるさとを編む」を製本

明治大学情報コミュニケーション学部・内藤まりこゼミの学生たちが、南房総市で活動する住民や移住者たちの生活、人物像を物語としてまとめた「ふるさとを編む」を製本した。同市と同学部の教育事業に係わる協定による活動のひとつで、学生たちが市役所を訪れ完成を報告するとともに、市に50冊を寄贈した。

昨年4月に高度情報化社会で活躍する創造的な人材育成や、市の魅力発信を目的とした「教育事業に係わる連携・協力に関する協定」を締結している同市と同学部。

内藤ゼミでは、昨年度から「『シェア』で読み解く社会―分有・共有の物語学」をテーマに、市内でワークシェアリング、シェアオフィスなどを実践している人にインタビューや生活に与える意見、社会への関わりを考察し、物語にまとめる作業を続けてきた。

「南房総×物語」と題し、地域住民や農家、移住者、二地域居住者、市職員など8人の人生の物語をフィクションを交えながらそれぞれ物語にまとめた。製本に向けてはウェブサイトを開き、クラウドファンディングで資金を集め、400冊を作成。2年がかりで完成させた。

同学部3年生で「南房総×物語」出版プロジェクト代表責任者の山川大貴さんは「さまざまなライフスタイルを持つ人が登場するので、将来のライフプランを考えている人や若者におすすめできる。読んでくれた人が南房総市という土地を知り、市での生活を創造してくれたらうれしい」と話している。

「南房総×物語」は今後、明治大学の本屋をはじめ一般書店、ネット販売などで多くの人に広めていく予定だという。

市に寄贈された50冊は、市の図書館や図書室のほか、中高生の郷土愛醸成に役立てようと市内中学、高校の図書室に配置される計画になっている。

【写真説明】完成した本を届けた同ゼミの山川さん(右端)ら

11月3日20時00分 505
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