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朗読劇を披露するメンバーら=南房総

記念の催し盛り上がる

南房総高次脳機能障害家族と支援者の会(石黒裕美会長)の創立10周年を記念したイベントがこのほど、南房総市のとみうら元気倶楽部さざなみホールで行われた。120人が参加し、朗読劇などで10年の歩みを振り返った。

高次脳機能障害は、頭部のけがや病気などによって、記憶障害、集中力や注意力の低下などが生じる障害。外見からは分かりにくい脳の障害のため、日常生活や社会活動で困難を抱える人が多くいる。

同会は、南房総地域で生活している障害者や家族、支援者らが集まり、2007年4月に発足。月1回の定例会を情報交換や悩みを相談し合う場とし、障害への理解を深めてもらう啓発活動にも努める。

活動を始めて10年の区切りとして、記念イベントを企画。県中核地域生活支援センターひだまり、亀田リハビリテーション病院、障害者就業・生活支援センター中里、障害者支援NPO法人スマイル安房が後援した。

当日は、「明日に架ける橋」と題してイベントを展開。記念式典の後、同会メンバーらが朗読劇「高次脳機能障害の当事者が家族会と出会うまで」を発表した。同会の会員が中心となり、事実に基づいて台本をつくり上げ、事故や病気で障害を持った人が病院を退院し、家族会に出会うまでを描いた内容。来場者から大きな拍手が送られた。

その他、安房西高吹奏楽部の演奏、館山ダルクによるエイサーの披露があり、盛り上がった。

「この10周年の取り組みを糧に、さらに前に向かって頑張っていきたい」と石黒会長は話した。

【写真説明】朗読劇を披露するメンバーら=南房総

11月27日20時00分 398
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