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石井市長に報告に訪れた寺川氏(右から2人目)ら=南房総市役所

市と業務協定締結の4業者

南房総市と「地域商社機能構築業務に関する協定」を締結した市内の4事業所は、地域商社として活動する法人「株式会社FS―Trading」を、同市白子に設立。構成する事業所の代表がこのほど市役所を訪れ、石井裕市長に今後の展望を含め報告した。市では地域商社が地元生産者と信頼関係を築き、市の営業マン≠ニしての活躍に期待している。

国が地方創生として進めている地域商社事業。自治体と民間が連携して設立するケースは県内では初。イチゴ生産加工の「DIGLEE」、その子会社の「JAS」、アワビ・イセエビ卸売りの「与助丸」、クジラのたれなどを扱う「ハクダイ食品」の4社が、金融機関を含めた共同事業体として取り組む。

商社名は、英数字の4(Four)と7(Seven)の頭文字。4社で設立した会社が旧7町村の市を代表する企業になることや、世界に向けて日本47都道府県を代表する会社になる――との思いを込めて名付けられた。

FS―Tradingのロゴマーク

事務所は、DIGLEEのある旧農産物直売所に構えた。地域の農水産物等の付加価値向上やブランド化、販路開拓をはじめ、海外進出も視野に国外の商談会で南房総産品をPRしていく。10年後には年商2億7000万円の売り上げを目指すという。

すでに事業をスタートさせており、市役所との共同事業として東京・千代田区にあるアンテナショップ「ちよだいちば」に市産の加工品などを出展。また、シンガポールで開かれた商談会イベントではカット刺し身などの商品をPRしたという。

「南房総市を軸に盛り上げ、市の産品を全世界にPRしたい」と、代表企業となるDIGLEEの寺川広貴代表取締役。

設立の報告を受けた石井市長は「世界に市産品のPRや販売に向け、頑張ってほしい。発展を願っています」などと期待を寄せていた。

【写真説明】石井市長に報告に訪れた寺川氏(右から2人目)ら=南房総市役所

【写真説明】FS―Tradingのロゴマーク

12月26日20時00分 751
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