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応急手当を練習する外国人=鴨川

地震などの災害に備え

鴨川市国際交流協会が主催する「外国人のための防災教室」がこのほど、同市中央公民館で開かれた。市内在住の外国人ら18人が参加し、市内で発生が考えられる地震や津波、河川の氾濫といった災害と、被災時の行動などに理解を深めた。

同市では、564人の外国人が住民登録しているが、地震や風雨災害などに無縁の国や地域の出身者もあり、「正しい防災知識と、災害発生における自助・共助力の向上」が課題になっているという。

防災教室は、同協会が中心となり定期的に開催している文字通りの草の根事業=B今回は、中国、ベトナム、フィリピンなどの外国人が参加し、同市の女性消防隊、君津と鴨川の赤十字奉仕団、同市消防防災課が協力した。

教室では、はじめに内閣府が熊本地震後に制作した防災ビデオ「地震への備え」を上映し、災害に関する言葉の意味や「おうちの備え」「二次災害の防止」「助け合い」について理解を深めた。

続いて女性消防隊の説明で、非常用持ち出し袋の中身で水や食料など最低限の準備と、薬やおむつなど人によって異なる必需品について学んだ。隊員たちが趣向を凝らした「防災○×クイズ」もあった。

このほか赤十字奉仕団の指導で、ハンカチやストッキングといった家にあるものを使った止血などの応急手当を練習。同市消防防災課の説明で、防災マップによる避難所の確認なども行った。

中国人留学生は「応急手当ての方法が役に立つと思った。バンダナや大きなハンカチが包帯代わりになって、けがの手当てができることを知り驚きました」。水産加工場のベトナム人研修生は「私の国では地震がほとんどないので、初めて聞くことばかりだった。災害に備えて何を用意しておくかを知ることができました」などと話していた。

【写真説明】応急手当を練習する外国人=鴨川

2月3日20時00分 646
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