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役目終え3月4日に解散式

市内のママさんバレーボールチームで構成する館山市婦人スポーツクラブが、チーム数の減少や時代の流れの中で48年間にわたる歴史の幕を閉じることになった。バレーボールを核とした文字どおり婦人スポーツの輪を広げ、市民の健康・体力の向上に尽力。女性の視点から地域の奉仕活動にも力を注ぐ活動は、地域の活性化にも大きく貢献した。3月4日には、会員はじめ市内の関係者らを招いて解散式が開かれる。

昭和44年7月、館山市布沼に市内では第1号となるママさんバレーボールチームが誕生。婦人会から発展してチームづくりが行われ、農村地域を中心に市内でも次々にチームが生まれ、これに並行する形で連合組織でもある同クラブが発足。1年後には30を超えるチームが結成されるまでになっていった。

当時は、まともな練習場もなく、田んぼや広場にポールを立てたり、学校の校庭を借りるなどしながら汗を流していた、という。程なく、地区単位から、さらに市内大会が始められるようになったが、会場は屋外で、現在のようなユニホームもなく、モンペ姿も目立ったとか。

48年の「若潮国体」では、同クラブメンバーが市内を走る炬火リレーを務め、ママさんチームの隆盛とともに安房郡市全域を包括した本紙主催の房日杯も始まり、同クラブ所属チームが活躍した。

10年後の54年には、社会体育優良団体として県教育長表彰を受賞。活動は、単にスポーツ振興にとどまらず、献血推進、また、56年から始まった若潮マラソン大会への協力など拡充。58年には文部大臣表彰受賞の栄に輝き、その後も県外の団体との交流や海岸清掃、道路美化など幅広い活動を続けてきた。

ピーク時には41チームを数えた所属チームも、女性の社会進出や働き方の多様化、組織より個の楽しみを追求する時代に変化する中で、徐々に減少。ここ10年ほどは10チームを切り一桁台にまで落ち込み、クラブの運営が困難な状況となり、役目も終えたことから、半世紀を目前にしてやむなく解散することを決めた。

解散式は、市内のレストランを会場に午後4時から開催。市長、教育長、市議らの来賓も含めて40人ほどが出席を予定。永年在籍者の表彰や関係者のあいさつで歩みを振り返り、幕を閉じる。

2月23日20時00分 915
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