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菜の花を刈り取る鴨川中の生徒ら=鴨川

一足早い春の便りを

鴨川の市民グループが26日、福島原発事故の発生時に県立鴨川青年の家で避難生活を送った福島県福祉事業協会の施設利用者らに、春の便りとして菜の花約2000本を贈った。

鴨川義塾の椎野瑞穂代表らが「一足早い房総の春を感じてもらえれば」と、昨年暮れのスイセンに続き「菜の花プロジェクト」と銘打ち企画。鴨川中学校生徒会、同市社会福祉協議会などが協力した。

同市の観光菜の花畑「菜な畑ロード」で、刈り取りを実施。約40人がはさみや鎌を手に畑に入り、作業に汗を流した。集めた菜の花は、鴨川で避難生活した7施設をはじめ計17施設に、早速送った。

椎野代表は「昨年の2度にわたる台風の影響で生育が悪く、1か月半遅れでようやく刈り取りができる状態になった。黄色い菜の花が福島の皆さんに明るい希望を伝えることになれば」。

鴨川中生徒会長の佐藤穂積君は「障害者の皆さんに喜んでもらえたらうれしいです」などと話していた。

刈り取りに合わせ菜な畑ロードでは、県内でさまざまな団体がごみ拾い活動を行う「まるごみ」ムーブメントの一環として、鴨川市の実行委員会によるごみ清掃活動も展開された。

【写真説明】菜の花を刈り取る鴨川中の生徒ら=鴨川

18年2月27日 685
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