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「みんなみの里」を中心とした取り組みを紹介する岩田参事=鴨川

房総半島を東西に貫く長狭街道(県道鴨川保田線)に高速バスを運行させようと活動する市民グループ「長狭街道高速バス応援団」は4日、再来年度に実施される社会実験(実証運行)の周知イベントを鴨川市大山公民館で催した。

鴨川から長狭街道、鋸南を経由して千葉や東京、横浜を高速バスで結ぶことを目指し、沿線の住民らで組織する同グループ。地元を拠点にする半農半歌手のYaeさんを団長に輪を広げている。

沿線住民の機運を盛り上げるための取り組みを展開しており、今回は実際の運行に向けた鍵となる実証運行を成功させるために、「長狭街道に高速バスを走らせよう」と呼び掛け約100人が集まった。

イベントでは、同グループ幹事の大場良一さんが、大型バスも利用可能な駐車場の整備が予定されている「みんなみの里」をバスターミナル化し、高速バスを運行した場合の効果、ルート案などを説明。

▽首都圏への利便性向上による、通勤利用での人口流出の歯止め、マイカー以外の観光客の増加▽ターミナル周辺での物産の直売、飲食施設の建設などによる地域経済の活性化▽観光客と地元住民との文化交流――といった波及効果を強調した。

総務省から鴨川市に派遣されている岩田知也参事も市の取り組みとして、みんなみの里の機能拡充計画による新たな運用体制の概要案、地域の潜在能力を活用した強い地域産業の確立、6次産業化の推進などを紹介。

高速バスの運行について「みんなみの里を中心として生産物が集まれば、貨客混載という形で運行することが可能となり、採算に合う条件になるのでは」などと語った。

【写真説明】「みんなみの里」を中心とした取り組みを紹介する岩田参事=鴨川

3月8日20時00分 1,093
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