ニュース » 記事詳細
デザインも新たに更新された海抜表示=鴨川

市内240か所の電柱に巻き

鴨川市は、東日本大震災の大津波を教訓に市内240か所に設置している電柱の海抜表示を更新した。新たに近くにある避難場所の案内表示を図入りで加え、視覚的なインパクトを高め、日本語が分からない外国人などへも配慮している。

海岸沿いの多くの市町村が設置している電柱巻き公共表示。これまでのものは電柱が立つ地盤の海抜を表示するだけだった。表示を設置する契約期間5年が満了したことから、更新に合わせてデザインも新しくした。

サイズは縦40a、横33a。青地に白抜きで現在位置の海抜を表示しているほか、避難場所の種類(避難所、津波避難ビル、高台など)の文字と図柄、その方向と距離も標記することで、津波が発生した場合にどこに逃げるべきかが一目で分かるようにしている。

1本の電柱に2枚ずつで、設置にかかった総事業費は142万6000円で、うち71万2000円が県地域防災力向上総合支援補助金という。同市消防防災課では「このデザインの海抜表示は、県内では初めて」としている。

同課では「11日は東日本大震災から7年。大津波による被害の記憶を風化させることなく、今後も市民の意識高揚と合わせ、災害の被害を軽減するためのさまざまな取り組みを進めていきたい」と話している。

【写真説明】デザインも新たに更新された海抜表示=鴨川

18年3月10日 799
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved