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万歳で当選を喜ぶ石井陣営=南房総

任期満了に伴う南房総市の市長選挙と市議会議員選挙が8日、告示された。市長選挙には、現職の石井裕氏(52)=千倉町北朝夷=以外の届け出はなく、石井氏が無投票で4選を果たした。一方、市議会議員選挙は、定数18に対して22人が立候補、4人超過の選挙戦に突入した。投票は15日で、即日開票される。

◇「責任の重さを痛感」 石井氏 課題解決に決意も新た

「行財政改革」など、まちづくり10の指針を公約に掲げて臨んだ石井氏は、2期目、3期目に続いて3度目の無投票当選となった。

石井氏はこの日、道の駅富楽里とみやまで第一声を上げた。将来に向けた安定した財政運営をはじめ公共施設の整理統合、富山国保病院の再建、し尿処理場やごみ処理施設の整備、人口減少の歯止めなど課題を挙げ「これからも一生懸命地域のために頑張っていきたい。市政に対してご理解、ご協力、ご指導をいただければありがたい。一生懸命に考えを訴えながら、あらためて4選を目指したい。よろしくお願します」と支持を呼び掛けた。

この後、富浦ロイヤルホテルで出陣式を開き、浜田靖一衆議院議員をはじめ県議、近隣の市町長など来賓や支持者ら約250人が駆け付けた。

午後5時に立候補の届け出が締め切られ、当選が確定。6時から自宅近くの選挙事務所で祝賀会を開き、支持者たちとともに万歳をして当選を喜んだ。

あいさつに立った石井氏は「4期目を市民の皆さまに託された、その責任の重さをこれまで以上に重く感じている。一つの節目として、15年の中で市の基盤をつくり上げることが初代市長としての責任だと考えている。この4期目は、市にとって積み残された課題を解決しなければならない大きな4年間になると思っている。困難な問題が積み残されているが、この4年間の中で必ず解決していきたい」と、決意を新たにしていた。

石井 裕氏(52)

【経歴】安房高、日大法学部卒。衆議院議員秘書を経て、県議会議員2期7年。平成18年4月の南房総市長選に当選、3期目。29年3月から安房郡市広域市町村圏事務組合理事長。

【写真説明】万歳で当選を喜ぶ石井陣営=南房総

◇市義選 外房エリアが激戦 争点ない中での票の上積みをするかが鍵

定数が前回から2減の18で行われる市議会議員選挙には、事前審査を受けた22人がそのまま立候補した。現職は3人が引退していて、再選を目指す現職17人と新人5人が出馬、議席を争う。公明1、共産1のほかは無所属。

旧町村別に見ると、千倉地区が6人、白浜地区5人、富浦、丸山、和田が3人ずつ、富山、三芳が1人ずつ。外房エリアの千倉、白浜は激戦区≠ニなっている。

あるベテラン議員は「定数が減ったが、新人が5人と多く、当落ラインが読み切れない。大きな政策の争点もない中、いかに票の上積みをするかが鍵となる。新人がどこまで票を伸ばすのか分からないので、厳しい選挙になっている」と気を引き締めていた。

7日現在の選挙人名簿登録者数は、男1万6407人、女1万7915人の合わせて3万4322人。

投票は、15日午前7時から午後8時まで南房総市役所別館1など市内27か所で行われる。期日前投票は、9日から14日まで市役所別館1と各地域センターなど市内7か所で。開票は、15日午後9時15分から富浦体育館で行われる。

18年4月9日 1,085
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