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道具を見せながら説明する高梨氏=長狭高で

「何度も挑戦すること」

長狭高校(鈴木希彦校長)で11日、定時制の生徒26人に向けた創立記念講演会が行われた。講師に、鴨川市横渚でおかきなどを販売する「高梨商店」の代表取締役、高梨貴央氏を招き、ものづくりへの熱意などを語ってもらった。

毎年、5月1日の同高の創立記念日に合わせて、卒業生による講演会を実施。今回は、「おかきづくり〜職人としての心掛け〜」と題し、平成4年度全日制卒業生である高梨氏が講演した。

おかきと煎餅の違いの説明から講演は始まった。「つくったものを食べて喜んでもらえることがうれしい」と実際に2つを用意。食べ比べた生徒らから「おいしい」と笑顔がこぼれた。

高梨氏は、道具などを見せながらおかきづくりの手順を話した。「鴨川は、上質なコメ、味付けのだしに重要なかつお節があり、おかきづくりに優れている。おかき一つでも、多くの人の協力が必要で、人とのつながりの大切さを実感しながら、商品づくりをしている」と語った。

また、職人として「ものづくりでの失敗は、自分が手を抜いた時の損失のこと。何度も挑戦し、繰り返すことが成功への手段」と思いを述べた。「分からないことは、誰かに聞いて確認することが大事。素晴らしいと思ったことにはチャレンジして」と語り掛けた。

最後に、「今経験していることが、どこかで役立つこともある。それぞれの夢に向かって頑張れ」と生徒らにエールを送った。

吉川英寿さん(4年)は、「進路に向けて、失敗したと思わずに、やれそうなことはどんどん挑戦していって、残りの高校生活を過ごしたい」と話した。

【写真説明】道具を見せながら説明する高梨氏=長狭高で

5月14日20時00分 675
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