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情報発信サイトを開設したTEAM南房総のメンバー=南房総

CS講座修了の女性16人で

南房総市が主催したクラウドソーシング(CS)について学ぶ講座を修了した女性たちが「TEAM南房総」(赤川美幸代表)を立ち上げ、情報発信サイト「南房総 ex―press〜みなぷれ〜」を開設した。学んだ知識を生かし、市内事業者の取り組みをはじめ、広く安房地域のイベント、子育て情報などをメンバー独自の視点で紹介している。市によると各自治体によるCS講座受講生によるサイトの立ち上げは全国的にも珍しいという。

CSはインターネットを通して企業と個人がつながり、仕事の受発注ができる働き方の仕組みで、ホームページづくりやデザイン、記事作成など時間、場所を選ばずにできるため、子育て中の女性をはじめ移住者たちの間で注目されている。

そこで市では、地方創生で掲げている仕事づくりの場としてCSを推進していて、基礎を学んでもらうための講座を開いたり、ITやパソコンの資格取得に向けた補助事業などを行ったりしている。

「みなぷれ」は、市が開いた講座に参加し、ウェブライターとして成長した受講者ら16人がTEAM南房総と名付けたグループを立ち上げ、地域の情報発信サイトとして開設した。

サイトでは、市内事業者の取り組みや安房地域のイベント、子育て情報などを掲載。単なる紹介でなく、メンバーが地元で生まれ育った人や移住者、Uターン者、嫁いできた人などで構成されていることから、実際に行って見たり、体験したり、味わったりしたことをそれぞれの視点でリアルな情報≠発信している。

TEAM南房総では今後、情報発信サイトだけでなく、実際にCSによる仕事の受発注も目指していく方針で、「サイトを立ち上げたことで自分たちも地域のことを知り、地域の活性化にも貢献し、さらにそこからスキルを高めながらCSでの仕事にもつなげていきたい」とメンバーは意欲的だ。

市商工課では「取り組みが実を結び、起業にも結び付く好事例となった。子育て中の人の隠れた労働力の発掘や収入アップにつながり、市としても税収の増加につながる。働きやすい環境づくりのために、今後もCSの講座を続けるので、多くの人に活用してもらいたい」と話している。

【写真説明】情報発信サイトを開設したTEAM南房総のメンバー=南房総

5月24日20時00分 694
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