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関係機関を集めた合同連絡会議=南房総市役所

情報共有し連絡体制確立へ

イノシシが市街地に出没した際に迅速な対応を行うための安房3市1町の関係機関を集めた合同連絡会議が31日、南房総市役所で開かれた。県が3月に策定した「イノシシ市街地出没対応ガイドライン」を基に、対応方針や連絡体制について話し合った。同ガイドラインを基にした連絡会議の開催は、県内では初めてだという。

ガイドラインは、県内でイノシシが急速に分布拡大し、市街地に出没するケースが増え、人身被害につながる危険があることから、迅速かつ適切な対応をとるために、関係機関に向けた体制の整備を促している。

▽出没のパターン▽対応の手順▽各機関の役割▽基本的な連絡体制▽現場対応の基本――が、項目ごとにまとめられている。

合同連絡会議は、安房地域でもイノシシによる農作物被害だけでなく、人家への出没事例が多くなっていることから、早期に関係機関がガイドラインに沿って連携し、対応に取り組んでいこうと開かれた。

3市1町をはじめ安房地域振興事務所、安房猟友会、館山警察署、鴨川警察署、安房消防から14人が集まった。

会議では、ガイドラインの説明や安房地域での有害鳥獣の捕獲件数、出没事例が報告された後、ガイドラインを基にした連絡体制、情報共有のあり方、住民への周知の仕方、「追い払い」「捕獲」の仕方などについて意見を交わした。

今回、事務局を務めた南房総市農林水産課では「連絡体制を整えることができたので、関係機関との連携を生かして、二次被害を防ぐため迅速な対応を取っていきたい」と話している。

【写真説明】関係機関を集めた合同連絡会議=南房総市役所

6月5日20時00分 671
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