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天狗、神職、みこらによる行列=館山

盛大にみこ舞奉納や神輿渡御

館山市大神宮の安房神社(岡嶋千暁宮司)の当地鎮座1300年を祝う「一三〇〇年祭」が10、11日、同神社などで執り行われた。2日間とも多くの地域住民らが参集し、盛大に祝った。

同神社は、2678年前に天富命(あめのとみのみこと)が阿波国(現在の徳島県)から同市布良の浜、駒ケ崎に上陸し、天太玉命(あめのふとだまのみこと)と天比理?命(あめのひりとめのみこと)を祭ったことが始まりと伝えられている。養老元年(717年)に、現在の場所に遷座した。1300年を迎えた節目を祝おうと例祭に合わせて奉祝祭が執り行われた。

天富命が上陸した海岸近くの同市布良の駒ヶ崎神社で10日、「御浜出神事」があった。天狗を先頭に安房神社の神職、みこ、総代、神輿などが行列となって練り歩き駒ヶ崎神社へ。神事では、岡嶋宮司が海に向かって祝詞を上げ、地元の小学生2人がみこ舞を奉納した。

神事を終えて岡嶋宮司は、「とても良い展望で、素晴らしい神事となった。地域の人らがこの光景を見て、伝統を守っていきたいという気持ちを強めてくれたら良いですね」と話した。

2日目は、▽相浜神社▽三嶋神社▽洲宮神社▽布良崎神社▽熊野神社▽犬石神社▽八坂神社▽日吉神社▽下立松原神社――の9社の神輿やお船、屋台が次々と入祭。威勢の良い掛け声とおはやしが境内に響いた。特設舞台では、日吉神社による鞨鼓(かっこ)舞、雅楽の演奏に合わせた舞楽の奉納舞もあり、多くの人が参拝に訪れにぎわった。

同祭実行委員会の小澤健一実行委員長は、「先人らをしのび、感謝し、1300年の歴史の重さを感じられる2日間となった。今後も、地域の皆さんが健康で穏やかな暮らしができるようにと祈願しました」と話した。

【写真説明】天狗、神職、みこらによる行列=館山

8月11日20時00分 725
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