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鴨川市は、記録的な今夏の猛暑を受け、市内小中学校の普通教室に冷房設備を設置することを決め、設置にかかる調査費を一般会計補正予算に盛り込み、9月定例議会に上程した。

熱中症による児童の死亡事故が起こるなどしている今年の異常な暑さの中で、「学校で学ぶ児童・生徒の熱中症予防など健康面への配慮と、意欲を持って学べる学習環境を確保する必要がある」という亀田郁夫市長の指示で7月から検討していた。

さる8月23日には、保護者ら1万3932人の署名を添えた「子どもたちを熱中症から守るための緊急要望書」も同市に提出されている。

同市によると、市内小中学校の冷房設備は、図書館や相談室、パソコンルームなど一部にとどまり、普通教室はゼロという状況で、来年夏までに全普通教室に整備したい考え。

今回計上した調査費は、エアコン設置に関わる現況調査と基本的な使用、概算費用の算定で、小学校7校82教室分128万1000円、中学校3校28教室分54万9000円の計183万円。

具体的には▽エアコンの能力▽室外機、室外機の設置位置▽電力幹線、分電盤の設置位置▽使用電力量▽高圧受変電設備(キュービクル)の増設▽概算工事費、設計委託料、施工管理委託料――など。

今後は12月定例議会に設計や工事費を計上し、来年夏までに未設置の幼稚園保育室(調査、基本設計は省略)も含めて設置を完了する方針。

8月31日20時00分 882
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