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ドクターヘリによる急患の搬送=亀田総合病院提供

1日平均76人でヘリ搬送は109人

鴨川市の亀田総合病院救命救急センター(不動寺純明センター長)は、「救急の日」(9月9日)を前に2017年度(昨年4月1日から今年3月31日)の救急医療実績を発表した。それによると総受け入れ患者数は2万8031人(前年度比141人増)で、1日平均76人を数えた。

同センターによると受け入れ患者のうち4314人(同418人減少)が救急車による搬送。平成13年から運用を開始した県のドクターヘリコプター、島しょや洋上などその他のヘリ搬送を合わせたヘリ搬送は109人(同26人減)という状況だった。

第3次救急医療施設である同センターでは、専従の救命救急医師10人と研修医3〜4人で救急医療体制を敷き、軽症は内科系医師、外科系医師が分担。子どもについては小児科医が対応している。

同センターの不動寺センター長は「南房総地域では高齢化が進み、救急車搬送が増加している。一方で救急病院では専門医不足で緊急手術などに対応ができなくなっている」と救命救急の現状を指摘。

一般的な救急センターでは、救急搬送患者の入院率が30%なのに比べ、亀田では70%となり、近年はベッド不足で緊急手術が必要な患者以外は受け入れられない場合も多くあったことを示し、「まず地域の救急病院で診療を行い、重症および緊急手術が必要な患者を救命救急センターに搬送する体制が必要なので協力をお願いしたい」としている。

【写真説明】ドクターヘリによる急患の搬送=亀田総合病院提供

9月3日20時00分 664
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