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協定書を交わした亀田理事長とサム副理事長(中央)=鴨川

介護人材の学生受け入れへ

鴨川市を拠点とする亀田メディカルグループの学校法人鉄蕉館と社会福祉法人太陽会はこのほど、ベトナム・ダナン市にある私立ドンア大学と「介護人材育成等に関する基本協定」を締結した。

協定は、ドンア大学看護学部の学生を、鉄蕉館が運営する亀田医療技術専門学校日本語学科の留学生として受け入れ、その後、専門学校の介護福祉学科(2020年4月に開設の方向で検討中)に進学させて、介護福祉士資格を取得。太陽会の介護施設に職員として採用するというもの。

鉄蕉館の亀田省吾理事長と太陽会の亀田信介理事長、ドンア大学のルン・ミン・サム副理事長が、鴨川市の亀田総合病院事務室で協定書にサインを交わした。

今後、協定に基づく覚書を締結し、19年4月以降、毎年4月に20人程度(初年度は10人程度)の留学生を受け入れていく。また、介護職員不足に悩む近隣の福祉・介護事業者にも、この取り組みへの参加を呼び掛けていくという。

鉄蕉館と太陽会の両法人では、少子高齢化が進展し18歳人口が減少していく中、介護人材は25年に国内全体で37万7000人(県内2万3000人)不足するといわれ、国内だけで介護人材を確保していくことは事実上困難となってきていると指摘。

両法人では、看護人材育成に力を入れてきたが、介護人材の育成も喫緊の課題と考え、昨年8月に内閣官房(健康・医療戦略室)の誘いを受け、ベトナム・ホーチミン市で開催されたAPEC関連イベント「マルチステークホルダーフォーラム」の展示ブースに参加し、アジア諸国に日本式の介護を紹介。

その際にドンア大学との交流の申し出があり、協議を重ね今回の協定締結に至ったという。ドンア大学は02年創立、学生数約8000人。

【写真説明】協定書を交わした亀田理事長とサム副理事長(中央)=鴨川

10月10日20時00分 686
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