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臨時議会で事業費を可決

鴨川市は、市内小中学校と幼稚園の普通教室などに計145台の冷房設備(エアコン)を設置する。16日に臨時議会を開き、関連予算を盛り込んだ一般会計補正予算を可決した。事業費は設計を含め6億372万円。

同市では、記録的な今夏の猛暑で、各地で熱中症による事故が多発したことを受け、「学校で学ぶ児童・生徒の熱中症予防など健康面への配慮と、意欲を持って学べる学習環境を確保する必要がある」という亀田郁夫市長の指示で7月から検討をスタート。

市内小中学校の冷房設備が図書室や相談室、パソコンルームなど一部にとどまっていることから、普通教室に冷房設備を来年の夏までに設置することを決め、設置にかかる調査費を9月定例議会で可決していた。

各地で小中学校へのエアコン設置が検討され、設置工事の発注が特定の時期に集中することを見込んで、複数の工事業者から情報収集したところ、着工が7月中旬から9月以降になる事態も想定されたことから「一日も早く対応したい」と、臨時議会を招集し補正予算を上程した。

同市によるとエアコンを設置するのは園児、児童、生徒が学校生活をするうえで、一日をとおして長時間生活する場である5幼稚園、7小学校、3中学校の全保育室と普通教室(特別支援学級も含む)計111教室。

特別教室については、学校の教育活動上、夏の暑い時期でも使用頻度の高い教室で、通級指導教室、少人数指導教室、音楽室など23教室。図書館のように、普通教室における読書といった代替え活動が可能な教室については設置しない。大きい教室には1教室2台を設置する。

同市教育委員会では「準備が整い次第設計を発注し、早ければ来年2月に入札を行い、夏までに設置を終えたい」と話している。

11月17日20時00分 582
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